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894 :名無しの紳士提督:2016/05/15(日) 19 50 12 ID qIwLXkwc 邂逅当初、必要以上にツンツンしすぎたせいで、最高練度間近になってもなかなか提督に素直になれない霞ちゃん 提督も彼女の気持ちに気付きつつ、素直になれない性格なのも分かってて 「秘書艦なのに提督と仲悪い霞ちゃん」という演技を楽しんでる そんな二人の情事は「上官に反抗的な部下の躾」という言い訳を隠れ蓑にした調教プレイ 罵詈雑言を飛ばしつつも、素直にベッドにうつ伏せになってお尻を突きだす霞ちゃんと 「おしおき」という体をとりながら、優しく時間をかけて幼げなアナルをほぐしてあげる提督 時折 「まだ素直に俺の言うことが聞けないか?」 『当たり前でしょ! 誰がこんな……立場を利用して無理矢理やらしいことする変態司令官の言うことなんて』 「でも荒潮曰く、俺と霞は『喧嘩するほど仲がいい』らしいぞ?」 『ば、バッカじゃないの? そんな勘違い…ホント、いい迷惑だわ!』 「そっか。そんな口の利き方をする反抗的な娘には、やっぱりおしおきが必要だな?」 『し、知らないっ……! やりたきゃやればいいでしょ、このクズ司令官!』 と、「反抗的な霞を無理矢理レイプする鬼畜な提督」という言い訳を再確認しつつ 舌と指による丹念なアナル愛撫で、霞ちゃんを優しく絶頂へと導く 絶頂の直前には恒例の言葉遊び 「ほら、もうイきそうになってる。『霞が素直に言うことを聞くなら』ここでおしおきをやめてやるぞ?」 『だ、誰が、アンタみたいなクズの言うこと、なんて……』 「聞かないんだな?」 『……///』 「それじゃ、おしおきは続行だな?」 『好きに、すればいいでしょ……ふぁ、あっ!』 彼女の意思を確認した上で、蕩けきったアナルへ舌を差し入れるディープキス そのままじゅぷじゅぷと卑猥な音をたてて出し入れされて、あっけなくアクメを迎えてしまう霞ちゃん 長く尾を引く絶頂の波がおさまるまで、切なげに震えるお尻をそっと撫で続けるのも忘れない 「おしおき」が一度で終わるはずも無く、その後何度も何度も緩やかな絶頂へ導かれ、 数時間後にはぽっかりと開きっぱなしになってしまう霞ちゃんのアヌス 完全に蕩け、括約筋を締めることもできないほど脱力しきったところでようやくアナルセックスに移行 後背位なので提督からは見えないものの、霞ちゃんの顔はすでにアナル快楽と挿入への期待に蕩けてしまっている 霞ちゃんの腕ほどもあるペニスだが、長時間にわたる丹念な愛撫のお蔭でスムーズに挿入は進む 少し腰を進めるだけで絶頂に達してしまうので、その度に挿入を止めて霞ちゃんが落ち着くまで小休止 二人の腰が密着するまで15分ほど、たっぷり時間をかけての結合 きゅうぅっとペニスを締め付けてしまい、直腸を犯している提督の雄々しさ、力強さを身体で思い知ってしまう霞ちゃん 「そろそろ動くぞ」 『ぉ、おもいきりするの?』 「まさか。生意気な娘にはじっくり時間をかけて教え込まないとな」 と理由をつけつつ、霞ちゃんの身体を労わってピストン運動もゆっくりと その代わり、これまでの「おしおき」で発見した霞ちゃんのダメな部分をじっくりと擦りあげる 最早提督に罵詈雑言を浴びせる余裕すら無くなり、涙と涎をこぼしながら絶え間ない絶頂にたゆたう霞ちゃん 『ダメ……こんなのダメぇ』と、これが強姦であること確かめるように呟きつつも、無意識に腰を突きだして深い挿入を求めてしまう 射精の直前、霞ちゃんの背中に覆いかぶさり耳元で囁く 「霞の唇、無理矢理奪っちゃうからな」 その言葉に、提督がキスしやすいよう顔を向けてくれる霞ちゃん でもあくまで無理矢理なキス アナルとペニスが隙間なく密着し、更に上の口でも繋がりながらの直腸射精 アヌスの襞をぴっちりとペニスに吸い付かせながら、提督の射精を受け止める霞ちゃん 提督が子宮側の襞に鈴口を押し付けたせいで、射精の脈動と熱さが子宮にまで伝わってしまう そのまま今日一番の特大アナルアクメに身を震わせる 十秒以上に渡る射精が終わっても絶頂の波は全く治まることなく、提督にすがるように舌を絡め合わせキスをねだる さざ波のように緩やかに続く絶頂から降りられなくなってしまった霞ちゃん アナルは別の生き物のように提督のペニスにしゃぶりつき、勝手に快楽を得てイってしまう 絶頂のたび括約筋を締めつけるものの提督のモノはびくともせず、逆に腸壁が雄に媚びるように蠢いてしまう そんな彼女に応えるように提督の腰がぶるりと震え、2回目の直腸射精 子宮に届かない射精が切なくて、その間にも優しく背中を撫でてくれているのが嬉しくて 身体はまたゆるやかなオーガスムに向かっていく 小さなお尻をふるふる震わせて、いつ終わるとも知れない絶頂の連鎖に泣きだしてしまう霞ちゃん そんな霞ちゃんの頭を優しくなでつつ、提督が耳元で囁く 「霞、仮の話だが……もし何かの間違いが起こって、俺と霞がケッコンすることになったら」 「今度はお尻じゃなくて子宮の方に、何度も何度も射精することになるんだぞ?」 その一言で、腸壁越しに子宮まで響く射精の脈動を思い返してしまう霞ちゃん 発情したまま放置され続けた子宮がきゅうんと収縮し、その切なげな振動は膀胱へも伝播し 女性器には一度も触れられないままに、潮吹きへと至ってしまう プシュシュシュシュ――――と、尿道から泡立った潮が絶え間なく噴き零れる感覚に腰を震わせる霞ちゃん 子宮の疼きを反映するかのようにその潮吹きは十秒以上続き、シーツに水溜りをつくってしまう 『あ――♥ あ――♥』と、男性の射精にも似た甘い感覚をうっとりと味わう 情事の最後にも、いつもの言葉遊び 「どうだ霞、少しは素直になったか?」 「素直になったら、こんな酷いことはもうやめてやるぞ?」 『か、身体を好きにしたって、心まで好きに出来るなんて……思わないことね』 「そっか。じゃ、明日も『おしおき』は続行だな」 「霞が素直になるか、最高練度になる日まで、毎日おしおきしちゃうから、覚悟しろよ?」 その言葉を聞いた瞬間、霞ちゃんの子宮がまたも収縮し、膣内に溜まっていた熱い愛液がびゅっと絞り出された 897 :名無しの紳士提督:2016/05/15(日) 23 01 47 ID jmrS1AOg それである日互いの薬指に指輪がはまっていた…みたいならオチがあればサイコーです。 898 :名無しの紳士提督:2016/05/15(日) 23 33 15 ID qIwLXkwc 勿論責任はきっちり取るんだけど、いざ指輪を渡したら一瞬の無言の後 「遊ばれてるだけかと思った」「なんで私なのよこのクズ司令官」と物凄い勢いでボロ泣きされて 泣き声が大きすぎてほかの娘が何事かとかけつけてきてしまい たった一日で「ケッコン初日から嫁を泣かせた提督」との噂が鎮守府中に響き渡るかんじ これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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331 :名無しの紳士提督:2015/12/13(日) 22 53 53 ID favdgQso 流れをぶった切って恐縮ですが、 107 の続編というか、対になる話を投下させていただきます。 伊勢型姉妹とジュウコンしている提督が嫁とHする話、伊勢編です。 極微ですが、アナル描写有りですのでご了承下さい。 夜のお相手も日替わりです。(エアリプ) 332 :伊勢型ジュウコンカッコカリ_02:2015/12/13(日) 22 55 29 ID favdgQso 俺の煎餅布団の脇で、伊勢は難しい顔で正座をしていた。 この夜更けに、今日の秘書艦で指輪を贈った相手でもある彼女を私室に誘ったのだから、当然下心はある。 伊勢だって、分かった上でついて来たはずだ。 それなのに、上着を脱がせてハンガーに掛けてくれた後はずっとこの調子だ。 俺が部屋着のTシャツ姿に着替え終えたところで、伊勢が切り出した。 「提督、聞いてもいいですか?」 「ん?」 夏の大規模作戦以来、まったく出撃がないことが不服なのか。 はたまた、瑞雲を後回しにして零戦21型の練度を上げているのが面白くないのか。 「あの……提督は、お尻に……シてみたいですか?」 「!!?」 俺は驚いた拍子に、ちゃぶ台に思いっきり脛をぶつけてその場にうずくまった。 「変なことを聞いてごめんなさい……。」 伊勢は申し訳なさそうに、俺の脛をさする。 そういえば少し前に、日向から、伊勢が俺の隠していたエロ本を見つけた話を聞いたのを思い出した。 それで知恵をつけたであろう事は察しがつく。 「いやいや、伊勢にそんな趣味があったとはなぁ。」 アナルねぇ。俺は『どちらかといえば興味がある』程度だけれども。 「誤解ですっ!! 提督にそういう趣味があるなら応えたいだけですからね!」 顔を真っ赤にした伊勢は、俯いて続けた。 「提督は、いつも私と日向を平等に扱おうとしてくれてますよね? でも、私達に指輪を贈ってくれた時、着任順にって日向が先だったから……。 私にも何か、日向より先のことがあったらいいなって思って。」 「伊勢……。」 その、『先のこと』がこれでいいのか!? もっと言うなら、日向とそんなプレイをする事は一生ないと思うぞ。 ……姉妹揃って、ちょっとズレているところがあるよなぁ。そこも可愛いのだけれども。 思うところはあるが、一つだけ言える。 自らお尻を差し出そうとしているのを、無下にできるか! 俺は、俯いたままの伊勢を抱き寄せた。 顔を上げた彼女と唇を重ねると、そのまま舌を割り入れて絡め、互いに啄み合った。 チュッ、クチュと水音が耳の中で木霊するのを聞きながら、柔らかく、僅かにねっとりした感触を気が済むまで味わった。 唇を離すと、伊勢の舌先から唾液が名残惜しそうに糸を引いているのが目に入った。 「まずは装填しないとね。」 伊勢は独りごちると立ち上がり、部屋の灯りを消した。 そして俺に布団に寝るよう促すと傍らに正座をし、俺の顔をちらりと見て恥ずかしそうに言う。 「あの……提督、脱ぎませんか?」 「あ、あぁ。」 『夜戦』を厭わない彼女とはいえ、自分で脱がす事には抵抗があるだろう。 素直で臆しない性格に甘えていることを心の中で詫びながら、請われるままに下着ごとズボンを脱いだ。 秋の夜の、少しひんやりとした空気に俺の主砲が曝された。 しかし、すぐに温かいものに包み込まれた。伊勢の口だ。 時折唇の端からプチュプチュと音を漏らしながら優しく刺激されると、意思とは関係なく瞬く間に大きくなった。 伊勢は、今度は亀頭を唇で軽く咥えて、舌先で鈴口をちろちろとくすぐりはじめた。 一方で、唾液と先走り汁で濡れた指先で、執拗に裏筋をなぞる。 しばらくそうした後、俺のもどかしさを見透かしたように、口いっぱいに肉棒を頬張った。 口腔全体で、時に吸い上げ、時に舌でカリを擦り上げる。 ジュプ、ジュプという音を聞きながら、白くなっていく意識の中、このまま口の中に射精してしまおうかとぼんやり思った。 不意に、伊勢の口から開放されて我に返る。 「気持ちいいですか……?」 少し苦しかったのだろう、そう尋ねる伊勢は荒い息をしていた。 「ああ。」 「よかった。」 ふふっ、と小さく笑って再び主砲を咥えようとするのを制して、布団に横たわらせた。 女らしい丸みと、日頃の鍛錬を思わせる無駄のない筋肉の両方を同時に感じる脚線は、思わず見とれる美しさだ。 その腿を抱え上げて脚をM字に開かせると、秘所を覆う白く小さい布が曝け出された。 それは既に濡れそぼっていて、クロッチの部分にはシミまでできている。 「あっ、スカートが皺になるから待って……ひゃぁんっ!」 布の隙間から指を差し入れて肉蕾を擦ると、大きな嬌声が上がった。 「こんなに濡らすほど期待してるのかぁ、お尻に挿れられるの。」 「もおっ!意地悪っ。」 俺は、伊勢の抗議も意に介さず、下着を脱がすと指を蜜壷の奥へと差し込んだ。 軽く指を曲げて、壁がざらっとしている辺りを指の腹で擦ってやると様子が変わる。 「あんっ、そこはっ、ふぁ……あんっ、刺激が強すぎっ……やぁんっ!!」 言葉通りなのだろう。責めを続けると、俺の指を咀嚼するかのように蠢きながら、蜜を尻まで滴らせた。 シーツを掴み、喘ぎながら腰をよじる様は淫靡で、劣情を催さずにはいられなかった。 「あっ、あぁん……はあっ……提督っ、あんっ! もうっ……ぁ…あぁんっ! イっちゃうぅ…!!」 俺に腿を抱えられたまま、伊勢は割れ目から潮を噴き上げて腰をひくつかせた。 絶頂に達したのは、傍目から見ていも明らかだった。 俺は、息を弾ませて余韻に浸る伊勢の中に、自身を挿入した。 姉妹艦だけあってか、挿れた時の感じが日向とよく似ていると思っていることは、当然胸に秘めておく。 「……ぁんっ!!」 全身を弛緩させていたのに拘わらず、伊勢の肉壷は刺激に反応してきゅうと絞め付けてきた。 俺は、それに気を良くして、ぐっしょりと濡れている後孔にも人差し指を侵入させていった。 初めての経験に気分が高揚する。 「ひゃぁぅ!!?」 伊勢から、悲鳴とも嬌声ともつかない高い声が上がった。 弄ってみると、入口こそ狭いが、中は意外なほど柔らかだった。 「……くぅんっ…お尻がじんじんするっ……。」 「痛いか?」 「……うぅん…大丈夫です。」 「無理はするなよ。」 様子を見ながら、二本目の指を入れる。 繋がったままの伊勢が、一瞬、身体を強張らせたのが伝わってきた。だが、それは一瞬だけだった。 「……ふぁ、あ…熱くて、変な感じ……。」 俺を信頼しているからこそ、俺が与える快感も、苦痛も、あらゆる全てを受け容れようとしているのだろう。 その姿が愛おしくて、俺は、指を抜くと伊勢を抱き起こした。 伊勢の上衣はすっかりはだけていて、黒いインナーが露わになっていた。 伸縮性のある生地が程良いボリュームの胸にぴったり張りつき、二つの丘陵の頂がぷくりと膨れ上がっているのがはっきり判った。 思わず手を伸ばしかかるが、邪念を振り払って口を開いた。 「伊勢はさ、提督募集の広報に使われている絵があるのを知ってるか?」 「うーん……。知らないです。」 伊勢は首を傾げて、続く言葉を待つ。 「真ん中に吹雪がいて、その後ろに囲むように伊勢と赤城と最上と大井がいるんだ。」 提督なら艦隊指揮を執る前に必ず目にする、あれだ。 「それを初めて見て、伊勢が……その時は名前も知らなかったけれど、飛行甲板を構えている姿が凛々しくて可愛くて。逢ってみたいと思って、俺は今こうしている。」 ……きっと、一目惚れだったんだと思う。 「だから、俺が出逢ったのは日向が先だけれど、伊勢を先に知ってたんだ。」 「!!……私にも、日向より先のことがあったのね。」 伊勢から歓喜の感情が溢れたのは一瞬だった。 ふふっ、と小さく笑って続ける。 「私、日向のこと妬いてたんだな……。」 それはいつもの楽しげな笑みではなく、自嘲だった。 伊勢は、不意に俺の首に腕を絡めて頬を寄せてきた。 甘えているようにさえ取れる物腰だが、顔を見られたくないというのが真意だろう。 「提督が私達に、『これからもずっと二人で支え続けて欲しい』って言ってくれたとき、本当に嬉しかったんです。 日向は私にとって大切な妹で、頼りになる僚艦だけれど、提督も日向のことを同じように思ってくれていて、これを二人分用意してくれたんだって。」 背中で、伊勢が左指の指輪をそっと撫でたのが分かった。 「……これ以上何かを望むなんて、欲張りね……。」 日向はうちの艦隊に最初に加わった戦艦で、伊勢はそれから数ヶ月遅れてやって来た。 最初こそ近寄り難さを感じた日向だが、一緒にいると不思議と心が穏やかになった。 そして、伊勢と一緒にいるのはいつでも心地良かった。 二人の内どちらかを選ぶことは考えられなかった。 今の関係は俺にとって必然だ。しかし、彼女達にとっては違うのだ。 身勝手だけれども、今だけは伊勢に日向のことを忘れていて欲しかった。 それは伊勢も同じだったのかもしれない。 「提督、バックで来てくれますか……?」 耳元でそう囁いて、吐息とともに絡めた腕を解いた伊勢は、俺の顔を覗き込んだ。 それは、紛れもなく雌の顔だった。 薄闇の中、伊勢は熱に浮かされたように服を脱ぎ捨てて、一糸纏わぬ姿で自ら恥部を俺の前に突き出した。 その艶めかしさに魅入られて、俺は、伊勢の腰のくびれに手を添えると一気に貫いた。 「ぁ…あぁんっ……!!」 伊勢の艶声とともに、ブチュッと卑猥な音が鳴った。 屹立した男根を抜き差しする度、とめどなく溢れる愛液が最深部へと誘っていく。 「あんっ……はあっ…あんっ……提督っ…もっと良くしてっ……!!」 伊勢がせがむように小さく腰を振りはじめると、腹の奥の方からじりじりと快感がこみ上げてきた。 「……気持ちいいぞ、伊勢。」 「あっ、…わ……私もっ…すごくいいっ!…はぁっ……おかしくなっちゃいそう……。」 「おかしくなってもいいぞ。」 余裕がなくなってきた俺は、伊勢のすっかり硬くなった肉蕾を指先で擦り上げた。 「あぁっ……!! ダメぇっ!!」 その刺激で、伊勢の理性をかろうじて保っていた枷が外れたようだった。 結った髪と乳房を激しく揺らし、尻肉のぶつかるパンパンと乾いた音を立てながら、伊勢は夢中で腰を振ってきた。 肉壷は容赦なく、千切れそうな程に俺自身を絞め上げる。 「ぁあんっ! あんっ! いいっ…いいよぉ……ぁあんっ、イっちゃうっ!!」 伊勢が嬌声とともに上体を大きく仰け反らせて身体をビクビクと震わせると、彼女の全身から力が抜けていくのが分かった。 俺は、放ちたい欲求をかろうじて抑えて、伊勢の中から引き抜いた肉棒を菊門に挿入した。 「…えっ?……ふあぁんっ!! いやぁ……あぁん……。」 狭い入口が亀頭を締め付ける刺激以上に、不浄の穴を犯している背徳感が昂ぶらせた。 「お尻で感じるなんて、伊勢は変態だなぁ。」 「ちがぁ……あっ、だめぇ…提督っ、またイっちゃう!…ぁあぁっ!!」 「伊勢っ、出すぞ!……っ!!」 俺は、限界を超えて溜め込んでいた精液を、一滴残らず注ぎ込んだ。 精を放った快感の中、男根が脈打つたびに尻穴を犯されながら小さく嬌声を上げる伊勢の姿を、半ば呆けながら眺めていた。 「がーん! スカートが皺になるって言ったのに……。」 すっかり身嗜みを整えた伊勢が、スカートの皺を手で伸ばしながら大袈裟な声を上げた。 それは昼間、執務室で秘書艦の仕事をこなしている時そのままで、さっきまでの淫らな姿が夢のようにさえ思えた。 「一晩あれば皺も伸びるだろう? 今夜は泊まっていけばいいよ。」 「うぅん、せっかくだけど帰ります。朝起きて私がいなかったら、日向が寂しがっちゃうから。」 そう言うと、ふふっ、と小さく笑う。 いつもの楽しげな、あの微笑みだ。 俺だって、伊勢も日向もどんなに遅くなっても必ず姉妹に充てがわれた私室に戻る事を知っているのだけれど、時々それを確かめたくなるのだ。 「寝坊して、明日日向に怒られないようにしてくださいね。 おやすみなさい、提督。」 小さく手を振って部屋を出る伊勢の背中を見送りながら、俺が居ようが居まいが変わらないであろう姉妹の関係に、安堵とともに一抹の寂しさを感じていた。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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769 :名無しの紳士提督:2016/03/14(月) 18 05 25 ID 8GQyF2h. ホワイトデーという事で鹿島SSの続きを投下します 独自設定があったり、タイトルがネタ切れ気味ですがご了承ください 770 :未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18 06 07 ID 8GQyF2h. 3月14日はホワイトデーだ。一部の恵まれた男にとって懐が寒くなるものだ。 提督となって最初のバレンタインだったが、提督となると同時に結婚した為か、 俺への贈り物はそれほど多くはなかった。 まあ結婚したからこそ貰えた物もあったが、それはそれである。 しかし俺にはお返しを悩んでいる暇などなかった。 「まず!秋月型と防空巡洋艦はサミット会場の近海を固めてもらう」 俺達は二ヶ月ちょっと後の国際サミットの警備の担当を決めていた。 「次に軽空母と軽巡洋艦多数、金剛型戦艦と明石と速吸、秋津洲と瑞穂は湾内、 戦艦と正規空母、装甲空母に少数の軽巡洋艦に 重雷装巡洋艦、千歳と千代田は沖合に配置する。 駆逐艦と重巡洋艦、航空巡洋艦に、潜水艦達は湾内と沖合に満遍なく分ける。 大鯨と大和と間宮と伊良湖はホテルで料理人兼警備員を担当、 金剛とプリンツ・オイゲンとイタリアとアイオワは海外の要人の警護を担当してもらう。 鹿島と大淀は艦隊指揮のサポートの為に俺と一緒にいてくれ」 「サミットの警備配置は以上ですね」 「ああ」 「では観艦式の時の警備はいかがなさるおつもりで?」 「観艦式の時の警備は観艦式に参加する艦が決定次第、 不参加となった艦から編成する」 「わかりました。では本日の会議はこれにて終了しますね。お疲れ様です」 「お疲れ様です」 「ふー」 俺達の鎮守府がサミットの時の海上警備の担当と知らされて十日余り。 全国の鎮守府どころか海外からも艦娘達がやってきて大本営の本気さをうかがわせる。 故に俺が提督業をお役御免になるかと思ったが、そういった話は一切聞かない。 遠征や船団護衛等の業務に限定されているというわけでもなく、 この鎮守府の最高責任者は相変わらず俺という事なのだろう。 「提督、そろそろ遠征隊の編成を」 「わかった」 今はサミットの警備の訓練と鎮守府の通常業務、 両方をこなさなければならないのがつらいところだ。 「我ら東京急行艦隊、準備完了だ」 「『いともった?』」 「『いと』……ああ、応急修理女神だね」 「ちゃんとみんな…………持ってます」 「確かに……持っているな」 「補強増設して女神を装備してから一度も外してないから大丈夫だよ」 「だが気付かぬ内になくなっているかもしれぬ。確認は大切だ」 「それじゃ確認したところで、行ってくるよ。 帰ってきたボクを見て驚かないようにね」 こうして遠征部隊の睦月型の六人は東京へ向かった。 いつもの遠征のついでに皐月の更なる改造も施されるのだ。 「あの……思ったんですけど、何で応急修理女神を持ったかの確認が 『いともった?』という言葉なのです?」 「何となく元ネタはわかりますけどね。 あるゲームで脱出用アイテムを用意したかの確認の言葉でしたか?」 「ああ。シンプルですぐに言えるだろ? 命を繋ぎ留めるアイテムを持ったかどうかの確認の合言葉に相応しい」 「それはわかりましたけど…この一週間の間の提督、少しおかしいですよ。 補強増設とかしてなかったのに急に補強増設しだして… それも元々この鎮守府に所属していた艦娘だけでなく、 サミット関係でやってきた艦娘にまでして、 応急修理女神だって大量に仕入れて……」 「先週の土曜と日曜が休暇だったので 私に艦隊指揮を任せて実家にお帰りになりましたけど、 私も無理してでも一緒に帰った方がよかったのでしょうか…… ねえ……何があったのですか?」 「それとも雛祭りの時に強いお酒を飲んだせいかしら?」 俺を見る鹿島の目が物凄く俺を心配していると訴えている。他の艦娘もそうだ。 「…………田舎だと近所の付き合いも大切にしなけりゃならん。 義理事があったら出かけなければならない。 俺は一人っ子だからこれからは特にそれが大事になる」 「はぁ?何それ?意味わかんない」 はっきりと言わない物言いに霞がキレた。 まあ正直キレるのも無理はないだろう。 「……俺の故郷の近所の人に突然不幸な事があってな… 最近はともかく昔は俺にとって関わりのある人だった。 だけど、記憶の中と今とでは違っていた。 記憶の中のあの人とはもう二度と会えない…… 誰もが皆、その事に悲しんでいた…… 俺はそんな悲しみを背負うのは嫌だし、誰にも味あわせたくない……」 「…………だからあんなに補強増設もして、女神をたくさん仕入れたのですね」 鹿島が察したかのように言った。 鹿島にすら帰った時の事は話さなかったが、 鋭い彼女は俺の言わんとする事がわかっていた。 「ああ。俺達は人々を悲しませない為に戦っている。 だけど俺達にだって、全ての時間を閉ざしてしまって、 悲ませてしまう立場になってしまうかもしれないから…」 「おかげでこの鎮守府の資材や予算に余裕がなくなってきてますよ」 「すまない、俺のエゴに付き合わせてしまって…」 大淀の苦言には何も言い返せなかった。 正直もっと他にやりようだってあったと思わなくもない。 「あなたは前々から命というものの尊さをあなたなりに知っていたけど、 まさかこの鎮守府所属じゃない艦娘にまで施すとはね。 しかも今までこの鎮守府の艦娘にさえ行っていなかったのに極端すぎね」 霞の言葉も突き刺さって耳が痛い。前々から自覚している分なおさらだ。 「ま、あなたがやけに極端なのは前々からわかっていたし、 今回はそれが割と良い方向に向かっているからいいわ。 前の司令官を否定するわけじゃないけど、前の司令官は応急修理道具をしまい込んでいたからね。 もっとも、前の司令官は応急修理道具を持ち出す必要のないような的確な采配ができたとも言えるけどね」 「霞……」 「だからといって、あなたのやり方を否定はしないわ。 あなたに前の司令官のようなことをしろと言っても無理でしょうからね」 「ぐ……」 霞の言葉は正しい。俺に前の提督と同じ事をしろと言われても無理だ。 だが経験が未だに浅いという言い訳は許されないだろう。 霞がその事を知らないわけはないだろうし。 「艦娘を失わないための気持ちを持つのは結構なこと。 でもね、鎮守府の資材のことも考えなさい。 応急修理女神は資材と引き換えに手に入れたわけだから、 資材がなくなっちゃえば戦うことも出来なくなって、 結果守れなくなっちゃって本末転倒よ」 「……一応、資材も予算も鎮守府の機能には影響がない程度にはあります」 「そこら辺は俺も考えていたさ」 「でも演習や開発を繰り返したりすればなくなる可能性が高いです」 「だから遠征を繰り返すことになって、 そのせいで遠征部隊の警護練習がままならなくなるわ」 「そこは私に任せてください。私が彼女達の効率的な練習プランを立てます。 練習巡洋艦として、提督さんの秘書艦として、私の力、見せてあげます」 俺の行動の結果、鹿島にいらぬ負担をかけてしまう事になろうとしている。 だけど鹿島は嫌な顔一つ見せずに俺の力になるべく頑張ろうとしている。 ならば尚更俺も提督として頑張らなければな。 「思ったよりもいい提督みたいね。新任提督と聞いて少し不安だったけど」 「鹿島が認めた提督だからね。少なくともこれからにも期待できるわ」 ローマとザラが口々に言った。彼女達に限らないが 多くの新着艦娘は最初の頃は俺の力を不安視していたが、 この数日の俺の艦隊指揮を見てある程度は信頼できると思っただろう。 「ただ……よくわからない人でもあるのよね。 サミットの警備という重要な任務にはまったく物怖じする気配がないのに、 日常の小さなことで気分が落ち込んだりするんですから」 「大体はキャンペーンのおまけを手に入れられなかった時とか…… 連装砲ちゃんグラスを探し回ったあげく手に入らなかった時は結構落ち込んでたし……」 「昔からこうなんです。凍った路面をためらうことなく全力疾走して走りきったかと思ったら、 なんの変哲もない、ちょっとした段差で思いっきり蹴つまずくような人なのですから」 大淀は俺がまだ提督ではなかった時からの知り合いである為、 俺がどういう人間なのかを概ね知っている。 大淀に限らず鹿島や霞など、この鎮守府が元々の所属の艦娘は大体そうだ。 人が良く力はないわけではないが精神的に若干不安定だから 艦娘達が一生懸命サポートしようとして頑張れているんじゃないかと よその鎮守府等では噂になっているらしい。 本当のところはどうなのかはわからないが、 みんなが頑張ってくれて鎮守府が上手く動く分には嬉しいが 提督として安定して力を出して働けないのはプライドが許さないので、 一人前の提督になる為に自分一人でも鎮守府を動かせるようにならないとな。 「まあ私たちだけでも鎮守府運営ができるようになって 提督なんてもういらないなんて言われないように頑張りなさい」 俺の心のうちを見透かしたかのように霞が言った。 あまりきつい物言いでないのはやる事はちゃんと出来ているからなのか、 それとも俺に対して諦め気味だからなのか…… 少なくとも今は何とか期待されているのだろうと思いたい。 見切りを付けたのならもう何も言わないはずだろうし…… 「あっ、提督、まだこちらにいらしたのですか」 「明石か…いけない、これから工廠で開発を行うんだった」 「何やってんのよもう…」 「そうですよ。今日開発を手伝う鳳翔さんも待ちくたびれてますよ。 提督がいなかったら開発も改修も勝手に出来ませんから」 「わかった。今から急いで行く」 「ちゃんと資材のことも考えてやってくださいね。 開発資材は満杯ですけど基本資材は少なくなってますから」 「改修は開発とは違って失敗しても貴重な改修資材を消費しちゃうから、 失敗のリスクを犯してでも節約するか、 大量消費してでも確実に結果を出すか、 今ある物や必要な物を考えてやりなさい」 霞の忠告を胸に俺は工廠で待っている鳳翔の所へ急いだ。 「今日も一日お疲れ様です。はい、ユンケルです」 「ありがと……」 早速ゴクンゴクンと飲んだ。たまった疲れがとれる気がしてくる。 ちなみにユンケルは鹿島のおかげで一日で約10万本以上も売れたらしく、 このユンケルはその御礼として鎮守府に送られたものである。 「ふー、疲れが一気にとれた気分だ。まだもうひと頑張り出来そうだ」 「それじゃあ、私にホワイトデーのお返しをください。 チョコカツ丼も珍しいものでよかったですけど、 他のみなさんだってもらっていますし」 今日の夕食は俺のポケットマネーによるチョコカツ丼だった。 カツの調理は手間を考えて男性の料理係に任せたが、 ソースとなるチョコに関してはアドバイスを受けながらも俺が作った。 チョコカツ丼は鎮守府のみんなに出したが、 2月14日時点で在籍していた女性にはバレンタインデーのお返しとして カツを一つ多く乗せ、ソースも多めにしておいた。 どこの鎮守府に夕食を作る提督がいるのか。 いや、どこかにはいるだろうけどさ、 俺は明日の仕事を頑張るつもりで今日の仕事を早く切り上げ、 男性スタッフ達と共に夕食の調理に携わったのだった。 仕事を早く切り上げたとは言っても休んだわけではなかったので、 結局疲労がたまっていた事を考えたら彼女の気遣いはありがたい。 「そうだな。君からもらったものは特別なものだったからな。 だからお返しも……特別なものじゃなけりゃな……!」 「あっ…ちょっと、いつもより大た…ん……」 彼女を背後からぎゅっと抱きしめ、驚いて顔を振り向いた瞬間唇を唇で塞いだ。 「ん……ん…………」 互いの柔らかくて温かいところ同士が触れ合う。 たったそれだけでも甘くてドキドキするものだが、 それだけでは飽き足らず、更に舌も相手の口内に入れた。 一瞬驚かれたが、すぐに彼女も舌を絡めてきた。 唇と唇を重ね合わせるだけのキスが甘酸っぱい果実なら、 舌と舌を絡め合うキスは禁断の果実だろう。 「ん…ん……んー…」 口で禁断の果実を味わっている頃、 手を服の中に忍ばせて胸にたわわに実った果実…… いや、今の時期ならまだジューシーな肉饅と言うべきか…… それをブラジャー越しに揉んでいた。 そしてブラジャーを上にずらし、直接胸を愛撫した。 「んんんっ、んん……」 深いキスをしていた為に漏れるような声しかたてなかったが、 彼女はしっかりと感じているようだった。 たっぷりとしながら程よい弾力と柔らかさのある乳肪とは対象的に 乳首はグミみたいに固くなっていた。 右手を彼女のパンティの中に入れ、秘部に直接触れた。 そこは全体的に濡れていて、パンティもかなり湿っていた。 俺はクリを手の平で軽く刺激しながら中指を濡れた穴に入れた。 三ヶ月ちょっと前は十分濡らしても 小指の先さえも入らないような感じだったのに 今は割とすんなりと入っていく。 「んっ…あああっ!!」 これには彼女も耐えられなかったのか、口を話して大声をあげた。 彼女の穴がきゅんと指を締め付ける。 しかしそれは拒むように異物の挿入を防ぐようなものではなく、 入ってきたものを逃がすまいと咥え込むかのようだった。 俺はすんなりと指が入ったのでもう十分と思い愛撫を止めた。 彼女の顔もいつものようなキリっとした目つきではなく、 快楽にとても蕩けているような目つきだった。 「あっ……」 「もう…いいか……」 「ええ…お好きなように…」 彼女の言葉を聞くや否や、 俺はズボンの中で固くなっていたちんちんを出した。 そして彼女を壁に手を突かせ、 パンティを少しずらしてちんちんを秘部にあてがい…… じゅぶりっ! 「くあっ!?」 躊躇いなく一気に突き入れ、 根本まで一瞬で彼女に飲み込まれていった。 「ああ……あなたのが…入ってきて…る……」 力のないような声とは裏腹に 彼女の身体は俺を逃がすまいと言わんばかりに強く締め付けた。 「うあっ…温か過ぎて、強く締め付けて…もう…溶けてしまい…」 「はい…私の中に……好きな…だけ… 熱いのいっぱい…奥まで満た…」 「もう出…」 びゅるん! 堪え性のない俺は言葉が終わらない内に出してしまった。 体位といい時間といい、これではまるで野生動物の交尾だ。 確かに誰もがいつ死ぬのかわからず、 行為に及ぶという事はなくはない。 しかし人間は子孫を残す為だけでなく、 お互いの愛を時間をかけて確かめ合う為にも行為に及ぶ。だのに…… だがそんな考えは彼女の中を俺の想いで満たそうと言わんばかりに 中に注ぎ続ける快楽に頭を支配され、消えていった。 「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」 「気持ち良さそうでよかったです…… 私の中があなたのでいっぱい…… ぐふふ……これだけ出されたら私はママに… あなたはパパになっちゃいますね…うふふ……」 「そうだな……俺の両親を祖父母に出来そうだな……」 「…………」 俺の言葉に彼女の顔がほんの少しだが曇った。 「……これだけ出されても排卵日じゃなかったら意味がありません…… 艦娘は仕事柄ストレスが溜まりやすく、 二次成長に影響が出たり、生理周期も安定しなかったり……」 「君は悪くない。君達艦娘は平和に暮らす人々の為に戦っているんだ」 「でも…」 「だったら頑張って早く戦いを終わらせよう。 そして人々も艦娘も、みんな平和に暮らせるような世界にするんだ。 誰もが安心して暮らせる世界をさ」 「ええ……頑張りましょう……」 「だけどもし今できたら…」 「大丈夫です。そういう時のため…じゃないですけど、 子供の育て方とか、あやし方とか、ちゃんとわかってますから」 「できるのか?」 「鎮守府で働いているスタッフの子供達の面倒を昔見たこともありますからね。 いつか私自身もそういう立場になるかもしれないだろうと思って、 しっかりと子供の見方とかも学んでおきました」 「君は本当に凄いな……」 「うふふっ……それはそうと…… こっちの方も頑張れそうですね。とっても元気そうです」 「ん……そうだな…」 出したばかりだというのに俺のものは全然萎えていなかった。 ドリンクのせいなのか、俺の性欲がまだ尽きないのか…… なんにしろ彼女もまだまだ満足していないだろう。 「よし、やるか」 「言っておいてなんですけど、大丈夫ですか?」 「大丈夫。夜はまだまだ長いしさ」 「そうですね。明日は徹夜しますから起きる時間も遅い頃でいいでしょうし。 せっかく始めたんですから、もっと楽しみましょう」 人間は自分がいつどうなるかなんて誰にもわからない。 だから俺達は出来る時にするべき事をしておきたい。 取り返しがつかなくなって公開する事がないように。 ―終― +後書き 779 :名無しの紳士提督:2016/03/14(月) 18 24 43 ID 8GQyF2h. 以上です 今回は本当はもうちょっとだけ軽い話にしようと思ってましたが ちょっとしたことがあったので少しだけ重くなりました でも重い話は好きじゃないのでなるべく軽い感じになるようにしました 本当はすぎのこ村とかのネタもやりたかったんですけどね…… それではまたいずれ これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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『それはいつ建造されたのか誰も…』「たまには艦載機の整備以外で余暇を過ごすのも良いな、伊勢。」「日向ったら半ドンでも仕事して。でも航空戦艦四隻だけでカラオケなんて久しぶりかも。」「そう…かしら。日向も伊勢もドリンクバー行って来たら?」「姉さま、タンバリンとマラカス借りてきましたわ!」~歌唱中~「さて私の十八番ね。赤猫行きます!」「山城それは伊勢や日向がドン引きよ。一人オケの時にしなさい。」「とっとと中断して次は私の番ね。あれ?インカ帝国…ってこれ、つぼイソングじゃないの!誰よ勝手に入れたの!中断中断!」「恐らく扶桑だな。こんな所で伊勢型への優位をというか只の嫌がらせは良くないな。」「姉さまじゃないわよ、日向言い掛かりはやめて!」「日向の言う通りよ、番号打ち間違えてごめんなさい。悪意は無いのよ。」「…分ったわ。それは兎も角、最近近所に展開してる艦隊に面白い駆逐艦が居るとか。何でも戦艦になりたいんだって。」「伊勢それは自分も聞いた事がある。大和型や長門型等の如何にも戦艦らしい戦艦を好むそうだ。艦名は確か清霜とか?」「それだと航戦の今の私や山城、伊勢型は邪道言われるかも…」「そんな事扶桑姉さまに言ったら私が許さない…って新曲更新?替え歌みたい。元の曲分るから歌ってみる。」・・・・・Justice of battleship~甲型駆逐艦夕雲型第十九番艦清霜のテーマ~(Justice of darknessのふしで)駆逐の主砲は 小さくか細い防御の弱さは わざと見やしない空母がポコポコ 造られてるのに水雷突撃 ノンキすぎないか?航空主兵で白けた戦に提督どもが資源を溶かす闘う予兆感じたとたんに昂(たかぶ)る勇気 どの艦娘にも負けないゾ鉄(くろがね)の 城は 伊勢・陸奥・比叡敵艦を 殴り踏みつぶせ艦隊の 勝利を掴むため配備された 私が甲型清霜だ!「はやく戦艦になりたい!」敵艦を 撃つは 伊勢・陸奥・比叡めくるめく 海戦の果てにひたむきに 想いを貫けばいつかきっと戦艦になれる 私が甲型清霜だ!・・・・・「…」「…」「…」「…」「…伊勢、お前だけ戦艦扱いとは。航戦仲間だと思ってたのは所詮私だけだったのか。」「ちょ、ちょっと日向何をいきなり?(そもそもなによこの歌?しかもみんなの視線が痛い…)」「どうせ私は所詮砲術練習艦…替え歌の歌詞にすら出てこないって不幸だわ。(ブツブツ)」「山城僻んでは駄目よ、単に歌詞の語呂で合わせただけの事よ。(私も火力は長門並なのに…清霜ちゃんとやらに教育が必要ね)」「ハックション!…風邪ひいたかなぁ?」 +後書き 114 :名無しの紳士提督:2014/11/09(日) 23 00 44 ID HdQq1cVA 終わりです エロ無しのネタだけですいません 元ネタはネット徘徊してたら見かけた「はやく戦艦になりたい」のキャプション付き清霜画像です しかも妖怪人間ベムでもリメイクの方にしてしまった… 今回もありがとうございました これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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■金剛型姉妹ネタ 323 :名無しさん@ピンキー:2013/10/11(金) 21 48 14.23 ID 1fsvDKeT 提督が他の姉妹にじゃれつかれてるのを見て最初はぐぬぬってしてたのに何時の間にか好きになってしまった比叡さんのSS下さい 324 :名無しさん@ピンキー:2013/10/11(金) 22 00 30.34 ID 8/YMNINo 比叡はそんなこと言わない …うん、ごめん なんというかつい 325 :名無しさん@ピンキー:2013/10/11(金) 22 34 58.69 ID N+u+5Qxm 324 それ地味にツボるからやめろww 嫌な事件だったね… 326 :名無しさん@ピンキー:2013/10/11(金) 22 42 49.93 ID mOSP1AEm 正直申し上げると比叡は書きづらい。 比「もおお、金剛ねえさまはなんで提督がいいのかなあ。誰とでも仲良くしちゃって、艦むすなら誰でもいいみたいなのに」 霧島「そうかしら? 提督って、男としてはかなり素敵よ。すごく気づかってくれるし、マメだし、私たちと仲良くしてもしすぎないし。あの距離感、わたしは好きだけど」 比「霧ちゃんもなのお?」 霧「秘書艦をやっても居眠りばっかりじゃ見えないと思うな、あの人の良さ」 比「ぐぬぬ。よおし、提督だって男なんだから、ちょっと迫れば簡単にデレデレするんだってのを、金剛ねえさまに見せてやるんだから!」 いろいろあって結局 比「あっあッこれ提督のコレすごいっんあっあっ男の人って気持ちいいっあんッだめえもうダメえっ」ドゥビュルブルブビビュルブブリュ さらにいろいろあり 比「金剛ねえさまには負けません!」 金剛「ワーオ、妹から宣戦布告されたデース! ワッタハプン!?」 みたいなのしか思い浮かばん。 327 :名無しさん@ピンキー:2013/10/11(金) 23 03 38.59 ID eyXQD3sb 別バージョンだと金剛と提督に二人がかりで食われるパターンだろうか 328 :名無しさん@ピンキー:2013/10/11(金) 23 07 22.20 ID hLV6pst+ もう5Pでいいと思う 331 :名無しさん@ピンキー:2013/10/11(金) 23 30 00.03 ID 2XzuCf5B 「でもさぁ姉様。あんな男のどこがいいのよ?」 唐突に言葉を発したのは、金剛姉妹次女の比叡。 彼女は姉である金剛が提督と呼ばれる男に首っ丈なのが気に入らないのか、そんな質問を金剛にした。 「ン? あんな男? もう一度言ってみなサイ?」 「いや、貶す様な意味合いではなくて……その。彼の魅力というのかな」 威圧するような態度に真顔でもう1回言ってみろという金剛の様子に、地雷を踏みかけたと比叡は即座に否定をした。 なるほど、そういうことネ! といつもの金剛に戻り、ほっと溜息を吐く比叡。 さしずめ、こんなつまらないことで姉様に嫌われたらたまったものではないといった様子か。 「ンン~……そうだネ~~……」 なんだよ自分でもわからないのかよ、なんて比叡は思わない。 ただ、魅力も無いような男をなぜ慕うのか理解に苦しむというような面持ちで、返事を待った。 「……形容し難いネ」 つまり、どういうことなのでしょうか……? そうぼそりと呟くと、金剛が今まで比叡には見せたことのない笑顔でこう答えた。 「一緒に居ると、なんだかすごい元気が出るのデス! そう、とてもwarmな気持ちになるのデス!」 姉様が提督のことを想ってこんな表情をするなんて、と考えいるのか、彼女からはドス黒いオーラが滲み出ている。 「! 比叡、提督の秘書になるネ! 提督と一緒に居れば、提督の魅力が理解できるはずデス! 我ながらGood ideaなのデース!」 比叡は思い至った。それもそうかもしれない。 姉様をここまで虜にするあの男には、何かしらの魅力が絶対にあるはずなのであると。 姉を誑かす男が憎いというよりは、自分もあの人のことをもっと知りたいという欲求のほうが勝っているようであった。 もとより信頼はしているのであるし、言われてみればなんとなく自分も理解できるかもしれない。 もしかすれば、姉様のいう暖かい気持ちというのが、わかるかもしれない。 「それはいいですね、姉様。早速提督と掛け合ってきます」 ガンバッテネ~と応援してくれる金剛を背に、比叡は部屋を飛び出した。 この後、姉を出し抜いて比叡がその男と共に一夜を過ごすのは、そう遠くなかったとさ。 だめだ全然考えられん。始めてまだ3日じゃ厳しいものがあるな。 338 :名無しさん@ピンキー:2013/10/12(土) 01 24 54.18 ID x/hsQwn+ まぁ確かに榛名が未だ0ってのも意外よね 「本当にいつも助かってる。お礼に何かしてやろうか?」 「そんな…当然の事をしたまでです。特別なお礼なんて、榛名にはもったいないです」 いつものように健気な榛名につい軽口をたたいてしまう。 「ははは、そう言うな、なんなら添い寝でもしてやろうか?」 冗談で言った言葉に榛名は顔を真っ赤にする。 「す、すまん。冗談にしても質が悪かったかな…ははは」 「え…じょ…冗談…ですか…」 俺の言葉に明らかに落ち込む榛名、慌てて言い訳をする。 「い、いや!冗談というかだな、榛名さえよければ…その…」 慌てて言い繕う俺を顔を赤らめた榛名が見つめる。 「…提督は優しいのですね。榛名にまで気を遣ってくれて その…榛名でよろしければ…」 そういう榛名にこちらも顔を赤くしてしまう。 「あ…うん。…その…じゃあ今晩な…」 みたいな純愛路線パターンAか 「ヘーイ、テートクゥ!!」 「ん? 金g…グハッ!」 ゴツンという大きな音。 振り向いたとたん勢いよく抱きついてきた金剛の不意打ちで廊下の壁に後頭部をぶつけ 俺の意識は遠のいていった…… 「…お、お姉さま…」 「ア、アハハハハ…ちょ、ちょっとした happeningネ」 「い、いえ。それよりもはやく医務室にお連れしましょう」 榛名の言葉にん~…と金剛が腕を組んで考え込む。 「どうせなら入居したほうが早く治ると思いませんカ? Early! 提督をお風呂に連れて行きまShow!ほらほら、榛名も手伝うネ!」 「え!? で、でも…」 姉のしようとしていることを予測して頬を赤らめる榛名。 「ン~、榛名ってば意外と鈍いんデスネ~ 榛名もテートクの事が好きだって言うの、ワタシ知ってますよヨ?」 「そ…そんな…榛名は…」 「ワタシとしてはテートクとのLoveも大事デスけど 榛名の気持ちだって同じくらい大事デスからねー」 「お姉さま…」 「ほらほら、わかったら早く運ぶのを手伝うネ!」 「は、はいっ!」 みたいななし崩し3PのパターンBと Bに比叡霧島加えたパターンCといろいろ思いつきはするのだが どれがいいかねぇ まぁ今日は酔っ払ってるので書くとしても後日ではあるのだが 339 :名無しさん@ピンキー:2013/10/12(土) 01 33 03.16 ID 4MwrYHQo 338 全部書いたら選ばなくていいんじゃん? とりあえずA 340 :名無しさん@ピンキー:2013/10/12(土) 02 08 29.33 ID Zg9U00F3 非番の日に外出許可をもらい、街に買い物に出た榛名(非武装・私服)は、 商店街の福引きで特賞のペア温泉旅行(海辺の旅館で二泊三日)を当ててしまう。 これをふだんお疲れな提督にプレゼントして骨休めしてもらおうとしたが、 「ペアならお前と行きたい」と言われて榛名大興奮。 かわいい水着とランジェリー(翔鶴の入れ知恵によりヒモぱんつ)を買って、提督に操を捧げる覚悟完了。 榛名ちゃんの二泊三日の大冒険。 うん、これ長くなりそうで大変だ。 ■酔っ払った時の金剛四姉妹の反応 375 :名無しさん@ピンキー:2013/10/12(土) 23 56 40.94 ID kpRMIzTw 酔っ払った時の金剛4姉妹の反応の想像 (全員提督好きという前提) 金剛 「ヘーイ、テイトクゥ!飲んでマスカー? とかいいながら抱きつきながら酌してきそう、あんまり普段と変わらない。 あと地味に酒に強そう。 むしろ酔った提督が襲ってきたらウェルカム 比叡 「提督ー! あんまりお姉様に対して変なことをしようとするのは許しませんよー!」 とか絡んできて、「え、変なことってどういうこと」ってとぼけて聞くと真っ赤になって口ごもっちゃって 「へ、変なことは変なことですっ!!」って拗ねたところを「わかったわかった」って頭撫でてやると 頬をふくらませながら赤面で撫でられるがままという感じ。 榛名 上のSSとかもそうだけどたとえ乱れるまではいかなくても 酔うと一転ずんずん迫ってきて「提督は榛名のお酒が飲めないんですか~?」 とか据わった目で言ってきそう。次の日に記憶が残っていないタイプ。 霧島 超酒豪っぽい。 提督を酔わせてここぞとばかりに酔ったふりして自分から誘惑して 仕留めようとしてきそう。 「計算通り(ニヤッ」 ってなんとなく思った 376 :名無しさん@ピンキー:2013/10/13(日) 00 04 26.37 ID cahhyUFt 375 黒霧島か(酒だけに 377 :名無しさん@ピンキー:2013/10/13(日) 00 23 03.70 ID RAy/Xb/A 金剛「ワタシ最近、ジャパニーズ・サケのおいしさを勉強してマース! そこで提督としっぽり飲むためにコレ買ってきたね! 岡山県金剛酒造の純米吟醸『金剛』デース!」 比叡「ええっ、金剛姉さまもなの? 私もこ、これ持ってきたの。滋賀県の『比叡の寒梅』・・・」 霧島「男は黙って焼酎よ提督! 『黒霧島』、はいっどうぞ!(ドンッ)」 榛名「群馬県のお酒です・・・本醸造『榛名山』」 陸奥「青森県、特別純米酒『陸奥八仙』、出します!」 提督「俺はたしかに日本酒好きだがな、殺す気かお前ら!」 379 :名無しさん@ピンキー:2013/10/13(日) 00 24 52.15 ID UP7AyB3Y 霧島さんが殺しに来てる…… そして1人くらい呉鶴もってきてくれても・・・ 380 :名無しさん@ピンキー:2013/10/13(日) 00 44 06.99 ID RAy/Xb/A そして最後に無言で『加賀美人』のビンを差し出す加賀ちゃん。 381 :名無しさん@ピンキー:2013/10/13(日) 00 45 05.27 ID cahhyUFt 軽巡以上は大概「酒」になってる気もする 382 :名無しさん@ピンキー:2013/10/13(日) 00 54 10.57 ID RAy/Xb/A そのものズバリ艦名が酒の銘柄っていうのは『金剛』以外もけっこうあって、 『さみだれ』っていうのもあるし『朧』や『あぶくま』、『如月』とかもあるのよ。 艦むすの名前は銘にしやすいのばっかりなので。 383 :名無しさん@ピンキー:2013/10/13(日) 02 16 05.64 ID 2vfJOAE5 霧島は「黒」以外にも、「赤」、「白」、「金」があるしな。 ■ひええ・・・ 469 :名無しさん@ピンキー:2013/10/14(月) 14 00 41.26 ID 71uNFyTw 金剛に榛名、霧島、摩耶、日向、足柄がSS主演処女を失った今、 ,,. . ≧=-=ミメ //〈/ 7 ⌒ .`ヾ、 __i. //. . . ./ . . ./\. . .V 〔__}]. ..厶イ. /し ー 、 .}ヘ /. /厶イ/ ● ● ト{__/ . 厶/. 人_ u /`ー‐ 、u |i . 厶イハ小 、 / / U八 . /Vヾト、`二 ´_,,.イ/ / ∧ ∨ヽ//|⌒\ /⌒\/ ハ ∨// .|、 /ス 470 :名無しさん@ピンキー:2013/10/14(月) 14 05 27.44 ID +PSK/ZmK ひええ・・・ 471 :名無しさん@ピンキー:2013/10/14(月) 14 41 29.62 ID Nk413wTj 比叡さんはハプニングπタッチや裸見られるぐらいないと意識しなさそう 472 :名無しさん@ピンキー:2013/10/14(月) 15 58 48.22 ID BicaHjde 「金剛お姉様は渡しませんよ!」とライバルとしか思われてないのをいきなり布団に押し倒して「……へっ?」 ってのはどうでしょ>比叡さん 473 :名無しさん@ピンキー:2013/10/14(月) 16 05 17.76 ID 71uNFyTw ,,. . ≧=-=ミメ //〈/ 7 ⌒ .`ヾ、 __i. //. . . ./ . . ./\. . .V 〔__}]. ..厶イ. /し ー 、 .}ヘ /. /厶イ/ ● ● ト{__/ . 厶/. 人_ u /`ー‐ 、u |i . 厶イハ小 、 / / U八 472 もうちょっと・・・・・・なんかない? . /Vヾト、`二 ´_,,.イ/ / ∧ ∨ヽ//|⌒\ /⌒\/ ハ ∨// .|、 /ス 474 :名無しさん@ピンキー:2013/10/14(月) 16 08 22.49 ID +PSK/ZmK 比叡単体で考えるのは難しそう 金剛と一緒にだったら丸く収まりそうな気もしなくもない 475 :名無しさん@ピンキー:2013/10/14(月) 16 08 38.90 ID FY9COVzV やはりここは金剛ちゃんの手を借りるべきです 提督と金剛ちゃんがやってるのを見ながら1人でいじってるところで 声漏れからバレて三人目として巻き込まれるパターンです 476 :名無しさん@ピンキー:2013/10/14(月) 16 20 15.14 ID 71uNFyTw _ _ | / ミ ヽ /ノ |/ )ノ ィ´ / _ _ ィマ ィ´三 ̄三ミヽ > / ´ ィ / ̄ ̄\ / // ..マト >´ ィ ィ ´ \ ヽ´ソ i /|/i リハ ム ィiィ  ̄ ̄ ̄ノ 、 ` ― つ \__/ リ |イ/\! ノ リム ム > ´《 ∨ /  ̄, 、 ヽ、 ― ´ イ三ムゝイ ィム芯 ´ ―‐| ∨ム / ヽ ∨ィ‐ < >、ヽ ――、 /三ト彡ノ リ´`i ト、ゞ=ィ ` 芹ム.| ト ム / 、 |> ´ ` ノ ゞマ彡イム i | | ヽイ/ | マヽ / ̄  ̄ \ \ | | マ彡ノ三三ゞi | | ( ソ / | __ィ´イ / \ ゝ、 ノ イイ三彡川 | | ト ィ ´ ` フ//ハ ./ \ ` ゝ ´_/ ゝ≡イゝ川 | | | `>,ィ ´ / //ィ / ゝ、 \ `ソ ̄ ̄ / / | | | / / i /// ―、___ ィ――‐ ´ / /| | | ィ / / | i / / ―、_/ / / / ´/ / イ/ /. / 、_ ― ´ > / ´y ´〆〆 ハ .// ィ‐. / / / / 〆〆 / i `ヽ, /// / 475 それ採用デース! / ´ | / /}{ 〆〆ィ | | ィ/// / | ´ ∨ / { ゝ〆 |. | | レ > ヽ/ } / . . . .ヽ.|. | / ィi 478 :名無しさん@ピンキー:2013/10/14(月) 17 43 18.58 ID FY9COVzV これは 476に期待してもいいんでしょうか 480 :名無しさん@ピンキー:2013/10/14(月) 19 29 45.87 ID REZ2lAWC 475 いや、言い出しっぺは君だろw
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753 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/26(日) 22 40 04 ID A.Hm0BbU [1/9] 宗教ができる程多数の提督を骨抜きにした艦娘は魔性と言えるのではなかろうか。 世に文月のあらんことを ある意味鬱&ガイキチ?なネタ投下します 754 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/26(日) 22 42 38 ID A.Hm0BbU [2/9] 発 第404特別任務艦隊442分遣隊研究班 軽巡洋艦大淀(ID:YTS731141CL) 宛 第404特別任務艦隊第61研究室主任研究官殿 鎮守府内執務室内装の提督及び艦娘の行動への影響に関する実験についての報告 上記の実験について簡潔に報告する。 本実験は、執務室の内装の変更が提督及びその指揮下にある艦娘に対してどのような影響を与えるかについての実験である。 今回の実験は、以前より所謂「教室」と呼ばれる内装の組み合わせ(以下教室)について 以前より羽黒、香取といった特定の艦娘の提督との肉体関係に発展する確率が他の内装の組み合わせ(以下内装)と比較して格段に上昇する現象が 報告されていたことから、その他の艦娘における変化の有無を調査することを目的としている。 実験においては無作為に選定された被験艦隊(以下艦隊)及び、同艦隊指揮官(以下提督)を『バーカウンター設置による提督及び艦娘の嗜好、性格及び行動の変化に関する実験』 と同様の条件で教室での変化の有無を検証する(艦隊及び提督に関しては資料1を参照)。 尚、実験を行った艦娘の人数が多数であるため、本報告においては特異な例のみについて取り上げる(全艦娘及び提督の調査結果は資料2を参照)。 「あら、模様替えなさったのですね」 「ええ。なんでも上から実験に使うからと…」 落ち着かなそうな提督を見て、鳳翔はくすくすと笑う。 「しかし、何と言うかこう……落ち着かないというか…」 「あら。なかなかお似合いですよ。先生」 「よしてください。尻がかゆくなる」 苦笑いする提督だが、鳳翔の方は意外にも生徒用(と思われる)机にちょこんと座っても違和感がない。 正規空母たちに比べれば小柄な彼女だが、年嵩な印象に反して何とも奇妙なものだ。 「ところで提督、あの子たちはどうです?」 「ええ。みんな良くできます。遠征でもだいぶ助かっていますよ」 鳳翔の言うあの子たちとは、彼女が以前引率していた駆逐隊のことである。 この艦隊に加わった駆逐はみな、彼女か天龍の引率で遠征をこなすのが恒例となっていた。 「やはりコーチが良いと違いますね」 「あら、そんな。うふふふ」 ちょっと恥ずかしそうに、だが嬉しそうに笑う鳳翔。 柔らかな日差しの下、和やかな雰囲気が満ちていた。 事例1 軽空母鳳翔(ID YT107442815CVL) 艦娘の性格、行動については変化が見られないが、提督は実験後に「保護者会や父母面談を髣髴とさせる」と述べており、 教室が提督に教員あるいはそれに類するものの疑似体験をさせるという結果が得られた。 尚、この実験結果は被験者である艦娘の性格及び外見的特徴に起因するものと推測される(資料4)。 「てーとくー、なんか瑞鶴ちょっと退屈なんだけど~、ふてくされるぞー」 「もう少しで終わるからちょっと待ってろ」 座ったまま伸びをしながら瑞鶴がごちる。 何もしないで座ったままというのは苦痛に感じる者は多い。 ましてや、唯一同室の男が相手をしてくれず、無駄話にものってこないとなれば自分の仕事が終わってしまえばひどく手持無沙汰なものだ。 机に頬杖をつき、特に見るでもなく窓の外をぼんやりと眺める瑞鶴。 (いい天気だなぁ……あ、あの雲加賀さんに似てる) 不意に書類から顔を上げた提督の目に、そんな瑞鶴の横顔が映る。 ぱっちりとした大きな目、翔鶴の横に並んでいると目立たないが、意外にも色白な頬とその頬を覆っている弓を引く割に細く見える指。 健康的な色の唇は差し込む日光を受けて瑞々しく縁どられている。 案外、それらしく着飾らせて何も知らない人の前で黙っていたらどこかいいところのご令嬢に思われるかもしれない。 「ん?何?提督さん。私の顔に何かついてる?」 提督の視線に気づいた瑞鶴がふとそちらを向く。 「いや、可愛いなと思って」 「なっ!?」 提督はほぼ無意識のうちに言った。 ぼーっとしていたのではあるが、目の前の相手が白い頬を赤く染め上げ、耳の端まで茹だっているのを見ても、 まさか自分が思っていることをそのまま口に出したとは気付いていない様だ。 「なっ……えっ、かわい……と、突然何言って……っ!」 「うん?俺声に出してたか?」 「えっ……もうっ!馬鹿ぁ…」 一人赤くなってぶつぶつ言っている瑞鶴。 「提督は不意打ち過ぎるよ……」 「不意打ち?何がだ?」 精神疾患を疑うレベルに鈍い提督。 事例2 正規空母瑞鶴(ID YT302142739CV) この事例においても提督の言動に変化が見られ、艦娘の感情の変化に鈍感になる。 それに関連して艦娘側の想定していない好意の表明を行うといった所謂『日常系ハーレムラノベ』に近い状況が発生している。 また、こうした現象は古鷹型、青葉型、最上型等の重巡洋艦にも見られるが、全く発生しない艦娘(事例1の鳳翔等)も複数確認されており、 全容の解明には更なる研究が必要と思われる(資料5)。 夕焼けに染まる鎮守府の外れ、一人の男がオレンジの海を見て黄昏る。 海風に吹かれながら遠くを眺める彼の背後に人影が一つ。 「来たぜ。“約束”通り」 人影が男の背中に投げかける。 男は振り返り、人影を真正面から睨みつけると、咥えていた煙草を吐き捨て、足で踏み消す。 「おう。待ってたぜ……この“時”をよ」 そう言って男―提督は不敵に笑い、人影―武蔵も応じて笑う。 「んで、本気かい?」 武蔵が問う。 「決まってんだろ?そのために呼んだンだからよ」 提督が答える。 問答のさなか、二人はゆっくりと歩くように距離を近づけていく。 「へえ……随分と“気合”入ってるんだ……なっ!!」 二人の拳が同時に飛び、互いの頬にめり込む。 クロスカウンターの形となったまま、拳がめり込んだ真上の目が互いを捉え、いびつに変形した口角がにやりと歪む。 赤い世界のただ中で、二人が吠える。 事例3 戦艦武蔵(ID YT719462214BB) この事例においては艦娘と提督に同様の変化が見られた。 両者とも実験前より粗暴な言動が目立ち、好戦的な性格となり、また、普段喫煙の習慣のない提督が喫煙する等、生活習慣においても変化がみられる。 こうした変化は主に夕方、特に日没直前において顕著となり、今回のケースでは乱闘にまで発展してしまっている。 これについて提督、武蔵ともに「教室で夕陽を見ていたら殴りあわなければならないような使命感を感じ、そうすることで友情が芽生えるような気がした」と証言している。 同様のケースは他の艦隊での戦艦霧島についても報告されている(第441分遣隊17次報告)が、武蔵、霧島以外には確認されておらず、 今回のケースもそのケース同様、実験以前は提督、艦娘ともに凶暴化の兆候が一切見られない事からこれも教室の効果と思われるが、詳細は不明である。 尚、この乱闘により提督が負傷したが、実験の継続に問題は無いと思われる。 「さて……」 報告書を書き上げて、ふうと一息つく大淀。 「困りましたねぇ……実験中止とは。治療すれば続けられると思ったんですけど…」 彼女の報告書を見た第61研究室の回答は『被験者の心身に重篤な損害を与える恐れあり』として実験を中止するというものだった。 「私も楽しみにしてたんですよ?提督との教室プレイ」 そう言いながら大淀は席から立ち上がり、それまで背を向けていた部屋の中に振り返る。 コンクリート打ちっぱなしの壁と床に、鉄格子の嵌められた窓。 部屋の隅に置かれたこの部屋唯一の家具といえるベッドには提督が仰向けに横たわっている。 「でも、いいです。こうして二人きりの実験が出来るのだから」 大淀は報告書を書いていたPCの方をちらりと見る。時間だ。 「さあ提督。実験の時間ですよ」 そう言ってベッドに近づく大淀。 提督は虚ろな目をしたまま動かない。死んではいないのだが。 「楽にしていてくださいね」 大淀は提督のズボンを下ろすと、むき出しになった一物を自身の手で包み込み、丁寧にこする。 大淀の指が繰り返し刺激することで、一切反応を示さない提督とは対照的に一物はむくむくと大きくなっていく。 「あはっ、提督お元気ですね」 やがて自分の掌で収まりきらなくなったそれを嬉しそうに眺めながら大淀は言う。 「じゃあ始めましょう」 言うなり彼女もスカートをおろし、下着も脱ぐと、露になった下半身でベッドによじ登り、提督の上に立膝で立つ。 その股ぐらは湿って、雌の臭いがしている。 「んっ……」 反りかえった一物の上に跨り、自分の中にそれを入れていく大淀。 大きなそれは、彼女の中をこすりながら進んで行く。 「んっ…、あっ……、入りました」 しっかりと銜え込むと、大淀の両手が提督の腰を掴む。 「くっ…、さあ、行きますよ……あっ、んあっ…!!」 自分の腰を提督に押し付けながら、大淀が声を上げる。 「あんっ……あっ、ああ……っ」 提督の上で腰を振り、その度に嬌声を上げる大淀。 動きが大きくなるに比例して、その声も大きくなっていく。 「あひっ!て、提督っ……!いっ、いい…っ!あんっ!!」 肩で息をしながら一際大きく動き、声を上げる。 そこに普段の冷静で理知的な彼女の姿は無く、ただの雌が一匹。 「あっ、ひっ、ああっ!!あんっ!提督!提督っ!!あっ!あああーっ!!」 大淀の絶叫。 二人の間から提督の白濁が溢れ出る。 ぴたりと動かなくなった大淀は、肩を弾ませながら提督の上で恍惚の表情を浮かべる。 「ああ……中に、提督のが膣内に……いっぱい……あはっ、あははっ…」 虚空を見つめて大淀が呟く。 ふうと息をつくと提督との結合を離し、ベッドから降りたが、その目は自身の白濁でコーティングされた提督の一物に向いている。 「あら、まだ残ってますね」 嬉しそうにそう言うと大淀はベッドの脇、丁度提督の股の間にひざまずく。 「大丈夫。私がきれいにしますね」 そういってぬらぬらと光る一物を咥えると、舌先で丁寧に舐め上げた。 「んっ…、んっ、んっ」 舌がくまなく何度も一物を往復し、くちゅくちゅと湿った音が二人の間に響く。 不意に一物が再度硬直化し、再び白濁が噴き出る。 突然のことに一瞬むせた大淀だったが、一度口を離し、溢れて顔についた分も指でとって舐めると、母乳を求める子牛のごとく、再度一物に顔を突っ込む。 「んっ!ぷはっ!ふふふふ、提督まだ出るなんて……よっぽど気持ちよかったんですね。うふっ、嬉しいです」 二人の間が再度淫らな音を奏でだす。 その様子を天井の監視カメラだけが見ていた。 発 第404特別任務艦隊443分遣隊研究班 軽巡洋艦大淀(ID KTS510466893CL) 宛 第404特別任務艦隊第63研究室主任研究官殿 『鎮守府内執務室内装の提督及び艦娘の行動への影響に関する実験』における没入症状についての経過報告 上記の件につき簡潔に報告する。 先日行われた『鎮守府内執務室内装の提督及び艦娘の行動への影響に関する実験』(以下教室実験)において、実験中の被験者負傷により実験が中断された際、 試験管であった軽巡洋艦大淀(ID YTS731141CL)がこれに強硬に反対。 試験管というロールへの没入が見られ、これが他の艦隊で行われた同様の実験においては見られない特異な現象であったことから、この艦娘のみ資料1の状況下での試験を行うものである。 内容としては、艦娘と提督の生殖活動による艦娘の能力及び人格への影響の調査と艦娘のみに伝えており、艦娘に対し彼女が試験管であると伝えてある。 実験開始から72時間が経過した時点で重度の没入症状がみられ、症状はレベル4まで進行している。 この実験及び教室実験が被験者の置かれている状況と言う意味で所謂スタンフォード監獄実験の再現になりつつあるとの意見もあり、 提督及び艦娘に重大な身体的、精神的障害をきたす恐れがあるため、実験の中止を提案する。 761 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/26(日) 23 00 02 ID A.Hm0BbU [9/9] 以上スレ汚し失礼しました。 底辺文系出身者が頑張ってレポートっぽく書いてみるテスト 762 名前:名無しの紳士提督[] 投稿日:2015/04/26(日) 23 23 31 ID wQlHx2eE [4/4] GJです! 763 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/26(日) 23 57 10 ID nKQvwvXE 武蔵ノリ良すぎワロタ 二次元においての眼鏡キャラは基本サイコだからね仕方ないね 乙GJ これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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提督×鳥海1-847避「はかりしれるもの、はかりしれないもの」 内の鳥海妊娠発覚前のお話。 579 :もの、もの:2015/01/01(木) 01 14 52 ID vw3jzdiY 578 新年最初の投下は先を越されてしまいましたか 正月というと去年の正月は人によっては相当な修羅場だったでしょね では私も非エロですがお年玉を投下いたしましょう 『はかりしれるもの、はかりしれないもの』で 鳥海が提督と恋人同士になってから妊娠判明までの空白の三ヶ月間の間の話です 俺と鳥海が恋人同士になって二ヶ月が過ぎようとしていた。 そんな中、鎮守府で少し小さな騒動があった。 「あっ、司令官さん。お疲れ様です」 眼鏡をかけた秘書艦が俺をねぎらう。 「ああ、すまないな……」 「…何か御用がお有りですか?」 「いや……」 俺は平静を装って対応していた。 「あ、忘れるところでした。司令官さん、お手紙が届きました」 「ありがとう、如月……」 言葉遣いは鳥海のものだったが、今秘書艦を勤めている艦娘は如月だった。 「まだ何か御用がお有りですか?」 「……なんで如月は鳥海の真似をしているんだ?しかも眼鏡までかけて……」 「司令官さんが鳥海さんと付き合っているのは 司令官さんが眼鏡をかけた女性に惹かれているからなのでしょう?」 「否定はしない。けどどうして鳥海の口調を真似しているのだ?」 「こちらの口調の方が、司令官さんのハートを鷲掴みにできるから…でしょうか」 この子も鳥海と同じ事を考えているのだろうか。 そうであろうとなかろうと俺の気持ちは鳥海に向いている以上如月に靡くことはないだろう。 俺は半端な気持ちで二兎を追って一兎も得られない経験など二度としたくなかった。 「そうか、でもすまない、俺には心に決めた人がいるから。ごめんな」 そう言って俺は再び仕事に取り掛かろうとするが… 「私の計算では…こんな事あり得ない…」 またも鳥海の言葉を借りる如月。鳥海とは違い語気にやや落ち着きが感じられる。 しかしこうして聞いてると鳥海はいつも落ち着いた丁寧な感じで喋っていたわけじゃないんだなあと今更ながら気付いた。 「……やっぱり胸が大きいからかしら……」 如月はそう呟いたと思ったら制服を少しずらし、ピンクのブラに包まれた胸をチラリと見せてきた。 「見てみて、この胸、Bカップあるのよ」 今度は如月がいつも言ってる言葉を少し変えた言葉だった。なりふりかまわないのか? 「でも司令官は私をあまり見ようとはしない。鳥海さんの大きさと比べたら私なんてまな板同然よね……」 「そういう事で好き嫌いを言っているわけじゃない!俺は鳥海が好きだから好きなんだ!」 「それって昔好きだった人に似ているからとか…ですか?」 「ッ……それもそうだけど、それも合わせた上で俺は鳥海が好きなんだ!!」 「……ふーん…そうですか………!?」 如月が少し悲しそうな雰囲気で言ったと思ったら急に何かに気付いて驚いていた。 如月が驚いた先をみると鳥海がいたのだ。 「あ、鳥海さん、お疲れ様です。私は食事に行ってきますわね」 そう言って如月は逃げるように去って行った。 「司令官さん…」 「鳥海…俺は別にやましい事はしていないからな」 俺は慌てず正直に事情を説明した。 「そう…あの子が……」 「別に俺はあの子と何もなかったよ」 「わかってます。司令官さんは二股かける勇気がある人なんかじゃありませんからね」 「う……」 痛い所を付かれた。 「でもだからこそ手に入れたものを大切にしようとするんですね」 俺が思おうとした事を先回りして言う鳥海。 「君は大切にしすぎて忘れてしまわないようにしないとな。 ところで午後からの遠征なのだが君は如月と組む予定を立てた。 くれぐれもあの子を責めたりするような真似はするなよ」 「わかりました」 念を押しておいたから何かをするなんて事はないだろう。 もとより艦娘は個人的な感情で任務が失敗するような真似をする子はいない。 俺は念のために如月と食堂で鉢合わせしないために司令室で鳥海と共に昼食を取った。 三日後、遠征に出していた鳥海と如月達が帰ってきた。 「作戦完了したわ。レポート…見ます?」 この言葉は如月がいつも言う言葉のはずなのだが今回は違っていた。 言葉の主は鳥海だったからだ。如月も少し驚いていた。 「あ、ありがとう…」 俺も少し驚きながらレポートを受け取った。 「それよりも鳥海、君は少し疲れていないか?」 「そうね、少し疲れ気味かしら、ちょっとベッドに入ってくるね。一緒に来る?」 「あ、いや、俺達まだそんな…」 「な~んちゃって」 そう言うと鳥海は走り去っていった。 「……司令官と鳥海さんって付き合って二ヶ月なのにまだだったの?」 「そうだが…」 「契りを交わしたから私に目もくれないと思ったんだけど違ったのね……」 いや、大体合ってます。最後まで致していないだけで。 それからも鳥海は如月の言葉遣いを真似していた。 「司令官にお手紙みたい。な・ぁ・に?」 如月の子供っぽい声とは違う大人の艶がある声。 「あぁん、私が一番なの?まぁ、当然といえば当然ね。いいのいいの、あまり褒めないで」 艶かしさすら感じる声。 「鳥海、今日の仕事は早く終わったからもう帰ってもいいぞ。後は俺がやるから」 「うぅん、ぎりぎりまで一緒に居たいのにぃ…」 「わかった…すまないけど手伝ってくれ…」 いつもの控え目な態度からは想像しにくいわがまま。 「見て見て、この輝く肌…あはっ、もっと近くで見てよ」 横に立つ鳥海。俺は椅子に座っているから目線の辺りにおへそが来るが、 それよりもローライズなスカートをはいている為に鼠蹊部も見えていた。 そんな格好をしながらいつもの態度からは想像することができないくらい色っぽい声を出されれば我慢なんて出来なかった。 バンッ!! 如月がテーブルを叩いた。左手の手の平は『もうやめて』といわんばかりにこちらに向いていた。 顔を見ると赤くなっていて、目も涙目だった。 そして我慢できなくなっていた如月は逃げるように走っていった。 「……少し可哀相だったかもしれませんね。でもこれであの子も気付いてくれるといいんですけど……」 「君もあの子を心配していたのか。確かにあの子は意味深な言動が多かったからな。 そのせいで本質が隠されてしまい、偏見で見られたりすることもあったからな」 「そうね。あの子なりに考えてのことだったのでしょうけど、 そのせいで謂れのない批難もあの子の知らないところで言われ続けてましたし……」 「これで治らなかったら本人に直接言うしかないな。恐らく俺の言葉なら聞いてくれるはずだ……」 「……ところで話は変わりますけど、如月ちゃんみたいな私はどうでしたか?」 「えっ!?いや、その……」 返答に困る。まさか凄くエロかったなんて言えない。 「ドキドキしたよ」 こうやって当たり障りのない返答がやっとだった。 「じゃあ私みたいな如月ちゃんは?」 「何と言うか…多分あれが本来の如月かもしれないと思う。 いつもああだったらむやみに敵は作らないのにな… 敬遠する奴も少なくなるだろうしさ」 「見とれていたら、ヤっちゃうわよ」 「だからもうやめろって……俺と二人きりの時はいいけどさ」 こうして、とある鎮守府のとっても小さな騒動は幕を下ろした。 あれ以来如月は俺と二人きりか、もしくは鳥海と一緒の時以外は意味深な発言をしなくなった。 如月が意味深な発言をしなくなるのは、それから一ヶ月後の話である。 ―終― +後書き 584 :もの、もの:2015/01/01(木) 01 32 47 ID vw3jzdiY 以上です 提督と艦娘がまだ恋人同士になってまだ日が浅いということで まだ役職名や艦娘名で呼び合っているということと考えて 呼ぶときの文を書くのがかなり楽でした 如月は普通にしていたら変な叩かれはなかったでしょうけど 埋もれてしまって今の人気もなかったかもしれませんね 鳥海は格好の割にマトモな子ですけどこれで如月みたいな台詞回しだったらどうなっていたんでしょうかね それでは近いうちにまた何か投下しますね これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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提督×加賀・あきつ丸15-326の続き 472 名前:クズ ◆MUB36kYJUE[] 投稿日:2014/12/23(火) 21 40 25 ID sZrbLobQ [1/18] 326からあきつ丸と加賀の修羅場を書いていた者です。後半を書き終えたので投下します。 あきつ丸一人称 提督がクズ 浮気 の要素を含むので苦手な方は注意をお願いします。 1 初めてキスをした時のことは、今でも記憶にはっきりしているのであります。まったく自分といえば酷い有様でありまして、涙も止 まらず、鼻もグズグズ。それなのに提督殿との睦みにも意識を向けねばならないのでありますから、もう苦しくて仕様がないのであり ました。心の片隅に望んでいたものが、突然降ってくるようにして手に入った。当時の罪の意識であるとか緊張なんてものは一切吹っ 飛んでいってしまって、まず何より幸福が享楽されたのであります。 心にわだかまる欲望にだけ意識を向けた、卑しいことこの上ない精神だったと自嘲もできましょう。しかし彼が、彼の方からキスを くださったという一つの事実が、自分の胸底をどうしようもないほどに熱くさせるのでありました。このまま死んでしまってもいいと、 恥ずかしながら本気に思ったほど。不貞のキスがあれほど、甘美に思考を蕩けさせる作用をするとは、まったく意想外でありました。 夜虫の声が煩い、晩夏のことであります。彼の吐息の狭間から、その音の耳朶にできた事は、何か奇妙な感覚でありました。夏の巡 ってくるたびに、夜具の中でジィー、ジィーという音を聞きますと、脳裏にはあの時の光景がぱっと燦爛するのであります。 不思議なのは、キスの終わった後のことをまったく記憶していないという事でありました。提督殿とどのように別れどのように部屋 に戻ったのか、一切思い出されない。モンタージュされたように、蒲団の中で肩を抱き安堵と興奮に胸をかき混ぜられていた。そういう 情景へ、直ぐ繋がってしまうのであります。その夜は眠ることもできず、今後どうすればいいのか真剣ぶって考えるばかりでありまし た。今にして思えば、滑稽であります。頭の中に感傷的な悲劇の虚像を再生し続ける。己が主人公なのでありますから、まったく痛々 しいことこの上ない。例えば加賀殿を刺して憲兵に捕まり、最終的には雷撃処分される展開だとか、或いは提督殿を刺してまた処分さ れるだとか。無論、どのようなストーリーの中途にも、彼と夜を共にするシーンは必須でありました。提督殿の口説き文句を想像して は、その悲痛さに胸を痛め枕を濡らしていたのであります。まったく救いようのない、愚かしい空想癖。墓場まで黙しておくべき痴態 であります。 事実、現実は劇的ではありませんでした。以来しばらく、提督殿と自分との間には、口をきくような機会さえないのであります。鎮 守府本棟の破壊されたお陰で、艦隊運用には幾ばくか制限が出てきたのでありました。とても夏の大規模作戦を継続できる力は無く、 遠征や近海の戦闘任務に注力せざるを得ない。自分はカ号の点検や大発の譲渡等をして過ごしておりましたから、必然的に彼と接するこ ともないのであります。 提督殿と加賀殿の仲は、あの夜伽をもって修復されたようでありました。秘書の任を委ねられ、また女房役を徹するのに昏いところ もない様子。流石にもう覗き見などという愚行を繰り返しはしませんでしたが、夜半部屋にて耳を澄ませていれば、大方そういった習 慣を察することは可能なのでありました。加賀殿一人の足音しか聞こえない日は、情交のなかった日。二足分の足音の過ぎた後、一足 分だけ帰ってゆく日は、つまりそういう日なのであります。毎夜部屋にて耳をそばだて、人の同衾について思いを廻らす。罪悪感がな かったかと言えば当然否でありますが、しかし一度そのことに気が付いて以来、あのぎぃぎぃという足音を耳朶にしないことには寝付 けなくなってしまったのでありました。そして二足の音が聞こえた日には、何か自分の心根が切なくなってならなかったのであります。 当時のその感情の根源は、寂しさではないような気がします。ただ普段通りになっただけなのでありますから、なんということもな いはず。自分には背徳の悦を享楽しにゆく勇気など、からっきし無かったのであります。だからこそ直接提督殿に真意を聞くこともし ませんで、聞こえてくる足音だけで満足できたのでありました。 ふとしたら、あの夜のキスは夢であったのだと、そう思われるほどでありました。日の過ぎて行くほどに、感触の残滓は薄らいでゆ きます。体温も思い出せない。味も、慰撫された快楽も、水の蒸発して行くように段々と消え果ててゆくのであります。 口惜しさと同じくらいに安堵も感ぜられました。このまま幻ということにしておけば、道を違わずに済むのであります。自分の欲求 によって、提督殿に無用な心労をお掛けするのは心苦しいのであります。我慢をしてさえいれば、全て丸く収まるのだから、これほど 簡単なこともない。しかし、例えば提督殿のふとした反応。廊下をすれ違うとき苦しげに眉を顰めるだとか、露骨に自分から離れよう としたりだとか。あのキスが現実のものであったという証の所作を目にすると、また自分も、意識をせずにはいられないのでありまし た。度し難いことに、心緒は喜びに震える。彼がまだ自分を気に掛けてくれているのだと、勝手な解釈が先走って、胸底の火は勢いを増 す。 一ヶ月ほども過ぎた、ある夜のことであります。自分といえばすっかり習慣になってしまったあの耳を澄ます行為に没頭し、もうそ の頃には床板の響き具合によって幾らか感情の機微も察せるほどでありました。 加賀殿は最初トントントンという、きちんと地に足を突きつけるような音をしておりましたが、今ではトットットという具合に少々 軽い響き。一次関数グラフのように、日に日に決まった割合で軽やかになっていった風なのであります。あくまで予想ではありますが、 一度地に落ちた幸福度が一ヶ月の内に回復していったという証左なのではないでしょうか。もっと早くにこの習慣を始めていれば予測も 裏付けられたのでありましょうが、現状、事実は本人にしか知り得ないことであります。 提督殿はと言いますと、二日三日に一回耳にするだけでありますから加賀殿ほど正確には分からないのでありますが……最初ギシギ シ歪で不安定な音。それから段々テクテクと普通になっていったのでありますが、近頃は初期よりももっと酷く、ギリギリギリといっ た具合であります。グラフにすると上に凸の曲線であります。耳にするだけで、なにかハラハラと落ち着かなくなる、不安を煽られる 音でありました。 無論、日によってはこの流れに当てはまらない時もありました。ドシドシと機嫌の悪い音。カツカツ逸る気持ちの顕れた音。ただ大 方の心緒の動向というのは、先述の通りなのであります。加賀殿は一向良くなるばかりなのに、提督殿は急速落ちてゆく。その背反は どこか、自分には危うげに思われてならなかったのでありました。 その日の提督殿は、またいつにも増して酷い足音でありました。トットット、軽く跳ねる響きに被せて、ギリリギリリと不安定に過 ぎる音が鳴ります。皆はよくこんな危殆なる音の中眠りにつけるなと、壁の向こうを思うほどでありました。自分が敏感過ぎるだけで ありましょうが、ただならない、心臓の苦しい心地。 加賀殿の過ぎ去った後しばらく経ってから、独り廊下を戻る足音が大きくなってゆきます。毎回、彼の去るときには得体の知れない焦燥 に駆られるのでありました。早く過ぎ去ってと心の中に唱え続け、足音の小さくなってゆくに比例して安堵の気持ちがじんわりと溢れ てくる。 しかしその夜の足音は、自分の部屋の前にてぷつり、途絶えたのでありました。 息を飲むであるとか、身を固くするであるとか。如何様な言葉よりも深刻であります。部屋のノックされた時には、意識の埒外に小 さく叫び声をあげてしまったほど。一体どうしようか、どうすればいいのか思惟はぐるぐる廻るのでありますが、ついぞ答えの纏まる ことはない。二回目のノックがあり、自分は半ば反射によって戸を開けに立つのでありました。 恐る恐る開けてゆきますと、まず甘ったるい酒の匂いが鼻につくのでありました。思わず顔に手を持っていってしまった為に、 「ごめん、臭うか」 挨拶より先、彼には謝罪の言葉をつかせてしまったのでありました。 咄嗟の返答が思いつかない。当時の自分は恐慌の渦中にあった故、ただ用意していた言葉を吐くことしかできないのでありました。 「なにか、ご用でありますか」 言い放ってしまった後から、その文言の険しさ、タイミングの悪さを認識したのであります。恐らくは顰めた面のまま、かすれた小 声に吐き出しました。これでは誤解されても仕様が無い、いや寧ろ歓迎されていないと認識するのが普通でありましょう。気遣い屋の 提督殿でありますから、例に漏れず一歩後ずさり、 「すまない。邪魔した」 目を逸らして踵を返そうとしたのでありました。 「中で話を聞くのであります」 どう言い繕うか悩んだ末ようやく吐き出せた言葉は何か仰々しく、可笑しな響きを含んでいます。咄嗟に掴んだ彼の左手は余りに細 く、まるで竹のようでありました。骨折の固定具を外してまだ間もない頃であります。またすぐぽきりと折れてしまいそうな感触にぎ ょっとして、すぐぱっと手を離したのでありました。 部屋に招き入れると、それからじんわりと危機感が沸いてくるようでありました。一度キスを果たした仲において、ベッドのある空 間に二人きりでいるということ。それを意識して、何か今更どぎまぎしてならなくなったのであります。 大方歓迎していないというわけではないと察したらしい提督殿は、座卓の前にあぐらをかくと、 「酒豪に付きあわされると、ねぇ。……厭だね。もう頭が痛くなり始めた」 ベッドの淵に腰掛けた自分へ、そう話しかけるのでありました。 「なら、早く部屋に帰って寝たほうがいいのでは……」 「酔っ払うと無性に寂しくなることってない? 兎角今は、独りは厭だ」 彼の言った寂しいという語が、自分には特異な意味を持っている風に聞こえたのでありました。無用な憶測が馳騁して、さっと顔が 強張る。提督殿は目ざとくそれを認めると、 「慰めろなんて言わんよ。少し話し相手になってくれればそれで」 はにかみ言い繕うのでありました。 癪に触る物言いだと感ぜられたのは、勝手でありましょうか。自分とて覚悟の無いまま部屋に上げたわけではありますが、加賀殿を 抱いたその足に別の女の部屋に立ち寄って、挙句「慰めなくていい」ときた。もう提督殿はあの時のキスを忘れてしまったのかと、独 り沈鬱してしまったのであります。 「なんで避けていたのでありますか」 怒りの心緒が、そう口火を切らせました。いや正確に言うならば、怒らなければならないといった打算が表に出たのであります。 「そんなつもり、ないけど」 「嘘であります。自分、何度も話しかけようとしたのに結局今の今まで一言も口を利けなかったのであります」 「めぐり合わせが悪かっただけ」 「ならなんで今日に限ってわざわざ会いに来たのでありますか」 「だから、酔ってて。このままプレハブに帰るのも厭だから……」 「……質問を変えるのであります。なんであの時キスしたのでありますか」 提督殿は気まずげに顔を背けたまま、口ごもるのでありました。この局面において逃避などできるわけもなく。何時かは話さなけれ ばならないのでありますから、自分はただ黙って彼の言葉を待つばかりでありました。 正直に告白いたしますと、弱い立場の者を追い立てる、嗜虐の愉悦を享楽していたのであります。無論先行していたのは怒りと不安 でありますが、どこか心緒の片隅には溜飲下がる思いがくすぶっておりました。浮気するからそうなるんだと、伴侶の立場にないと言 えないような台詞を心の中に唱えていたのであります。 長い沈黙の後、彼のようやく放った言葉は、胸に燻る怒りの火を増大させるものでありました。 「すまない」 謝罪とは即ち悔悟でありますから、提督殿はあの時のキスを後悔しているわけなのであります。それを認知すると、堪らない屈辱に 目の前が真っ赤になる。 「謝るくらいなら、最初からしなければいいではありませんか」 まだ声を絞るほどの理性は残っていたのであります。しかし、ふと気を緩めれば彼の頬に平手を喰らわせたい衝動に身を支配されてしまうことでありましょう。感情を静謐にするには、労をとったのでありました。 「あの時は、荒れていた。ちょっとどうにかしていたんだ。すまない」 提督殿は、苦しげに言う。おそらくはこの先どう追求されるか分かった上で、尚言いのけたのでありましょう。自分も、彼の予測通りの言葉を吐かずにはおれませんでした。 「そんな程度の心持ちで自分のファーストキスを奪ったのでありますか」 「……あぁ」 「最低でありますな」 謗れば謗るだけ、また自分も惨めになるのであります。結局加賀殿に向けらているような感情を、自分は得ることができないのであ りました。 一分ほど沈黙が続きました。重苦しい空気に耐えられなくなったか、彼は腰を上げて早足にドアに向かうのでありました。 「すまない。帰るよ。……邪魔したな」 「待つであります」 咎める声音を作って言えば、流石に提督殿も逃亡しようとはしませんでした。ベッドを離れた自分は、彼の竹のような手を取って身 を寄せたのでありました。 「もう一度。キス、しなくちゃ、帰さないのであります」 今にして思えば、気障に過ぎる台詞であります。しかしまた、かなり効力のある言葉であることも自覚しているのでありました。彼 の罪悪感に滑り込んで、自分の欲求を満たそうというのです。 逡巡に目を泳がせた提督殿は、それでも優しく唇をくれるのでありました。 2 以来彼は伽のあった日には、自分の部屋に立ち寄るようになったのであります。少しだけ話をして、キスをして、帰る。そのような 習慣が生まれたのでありました。 自惚れ、ではないと思うのですが、幾ばくか彼の足音も快調になっていったように思われます。変に疲れた顔をすることもなくなり、 またこれは当然でありますが、自分を避けることもなくなりました。依然として憂いは払拭できずとも、その精神に、張りつめたとこ ろはなくなったはずなのであります。自分のおかげだと胸を張る気はありませんが、このキスの習慣が何かしら彼の心緒に影響を与え ていたことは、一つ確かな事実であります。 それからどれほど過ぎたか記憶にはっきりしないのですが、作業に流した汗が風に当たると冷え冷えする、そんな時分のこと。 カ号の定期整備のために工廠にて作業を進めておりますと、入り口にて自分を呼ぶ声があったのであります。集中しすぎていたので ありましょう。意識が引きずり戻されたかのような感覚がありまして、ふと顔を上げれば紅に光る海の稜線が厭に眩しかったのであり ます。 自分を呼んだ者の姿は逆光によって影となり顔は判然とはしませんでしたが、その声色から誰がやって来たのか察することはできま した。入り口に近づけば、ついに佇立する提督殿、その姿がはっきりと視界に収まります。 「今、暇?」 片手を挙げつつ、彼はそう話しかけてくるのでありました。 「提督殿こそ、今暇ではないはずなのであります」 「休憩時間中の外出は認められている。暇でしょ? 散歩に付き合ってくれたまえよ」 「加賀殿を誘えばいいではありませんか」 何となしに発したこの言葉は、何か彼の心に波風立てたようでありました。 「ウッ、む。……それはそうかもだけどね」 目を泳がせながら、訥弁に誤魔化す。そもそも今まで彼が自分を散歩に誘った事などないのでありますから、つまり疚しい何かを抱 えているわけなのでありました。 このお誘い自体はとても嬉しかったのであります。ですが流石に自分も、背景の不透明な状況において不貞の逢瀬を楽しめるほど、 剛の者ではないのであります。 断りの言葉を吐くより先、それを察したか、彼は手を掴むと自分を無理やりに引っ張ってゆく。 「離すであります!」 抗議の声を上げるとすかさずに、 「そんなに厭か」 苦笑交じりに言うのでありました。本心から厭に思っていないというのは先述の通り。故に自分もこの問いかけには黙して答えるし かないのでありました。 結局、十間も歩けば諦観の内に追従を余儀なくされるわけであります。提督殿も自分が抵抗の意思を無くしたと見るや、手をすぐ離 すのでありました。まぁ落ち着いて考えればただ歩いて話すだけなのでありますから、何も問題は無いはず。不貞を犯したその現場自 体を押さえられるわけではない。そう楽観したのは、今にして思えば過ちでありました。 食堂前の自販機で適当な飲み物を購入します。提督殿のおごりで自分は冷えた紅茶を、提督殿自身はマックスコーヒーでありました。 どういう意図かはわかりませんが、彼は自分に普通の恋人同士のような睦みを求めているように思えたのでありました。 「地元じゃよく飲んでたんだ。まさか西じゃ馴染みのないものだったなんて思わなかったね。……最近販売域広がったから入荷させ た」 彼は手持ちの缶をゆらゆらと揺らす。原色の黄色が毒々しく、何か言い知れぬ不安をかき立てられるパッケージでありました。 物珍しさにじっと見つめておりますと、 「飲んでみる?」 そう小首を傾げられました。 提督殿が差し出した物でありますから無碍にできるはずもなく、また好奇心もあった故、一口飲んでみることにしたのであります。周 りに人がいないか確認した後、急ぎ缶を傾けてみますと、じっとりぬめる液体が舌に猛烈な甘さを叩き込みつつ、喉奥の方へじわじわ 浸透してゆくようでありました。 余りに予想とかけ離れた味であります。まるで練乳をそのまま飲んでいるかのようでありまして、堪らずせき込んでしまう。提督殿 は自分のそんな醜態を眺めると、けらけら哄笑するのでありました。 「おいしくなかった?」 「よくこんな甘ったるいだけの飲み物、口にできますな」 乱れた呼吸に缶を突き返せば、反省の色も無く飄々と弁解されるのでありました。 「ちょっと温くなっちゃったからね。熱々ならまだましなんだけど」 辺りを凪いだ秋風が、ふとした沈黙を運んでくる。紅茶で口直しをしつつ、急に黙った彼を伺い見てみると、なにやら仔細顔に思惟 を廻らしている様子。 「どうかしたのでありますか」 そう聞きますと、彼は顔を向けて怪しく微笑むのでありました。 何か危殆な気配を覚えたのであります。一歩後ずされば、提督殿も一歩距離を詰めてくる。彼は手にしたマックスコーヒーを煽ると、 身構える暇を与えもせずに口づけてくるのでありました。 無理やり割って入ってくる舌が、あの凶悪な液を流し込んできます。口の端から一筋こぼれ出てきても、彼は一向勢いを緩めず、つ いには口の中を空っぽにしてしまったのでしょう。ただ口を口で塞ぎ、嚥下を促すばかりになりました。 人に見られてはならない状況であります。しかしそういった緊張が口腔内に広がる生々しい甘さと作用して、もうクラクラ目眩を覚 えるほどでありました。早く飲み込んでしまおうと思っても、中々喉は動いてくれない。こくこくと小さく、数十秒も使ってようやく 口を空にすると、彼の舌が確かめるように中を一巡舐めて、それからようやく解放されたのでありました。 目の奥が気持ち悪いような感覚でありました。胃に下されてしまった糖分が、頭を苛むのであります。顔を上げ、得意そうな彼の表 情を見て、半ば反射的に手を上げかけたのでありますが、さっとよぎったある思い出の虚像が腕の動きを止めました。 連合艦隊旗艦に据えられた時のものであります。提督殿が見せつけた加賀殿との睦み。彼女のした行動を、今自分はなぞろうとした わけなのでありました。妾に墜ちかけた身にありながら、彼の伴侶たる加賀殿と同じ事をする。何かそれがはばかられるべき悪行に思 え、またそういった権利も無いように感ぜられたのでありました。 一番口惜しいのは、自分のこの刹那の揺らぎを彼に察せられてしまった事であります。提督殿は口角を上げたまま、 「叩けばいい。抵抗しないよ」 そうのたまうのでありました。 「そうやって、かっこつけてればいいのであります」 自分にできたのは、この程度の非難を言ちる程度であります。 頭を撫でられ、その流れで抱きすくめられてしまう。無論身をよじって抵抗するのでありましたが、背をさする左手が羞恥や危機感 を吸い上げるようで、十秒も経たない内に諦観の心地となるのでありました。あの竹の手は視界に入れた者体に触れた者を、悉く悲哀 に染め上げるようであります。 何か急に惨めに思われました。ただキスだけを重ねてきただけの我が身が、哀しいほどに浅ましく思われたのであります。加賀殿に 追いつくことはできないという今更の事実が、裂くような痛みを伴って胸に馳騁する。 提督殿を馬鹿にできない情緒不安定さであります。気が付けば自分は、目の端から涙をぼろぼろと零しているのでありました。 「どうした?」 目を見開き聞く彼に、何も答えることはできません。何せ自分でも何が何やらといった心持ちなのであります。 彼の指が涙を拭い、再三のキスをされる。口惜く、羞恥を覚え、また危機感もある。怒りも、厭悪もあって、されど深層の心緒は悦 びに震え、また慰みに和らげられていたのでもありました。彼の舌が自分の舌を慰撫すると、むつかしい感情はたちどころに甘く蕩け ていくようであります。 3 その夜、加賀殿の足音が何時になく荒々しかったことに、自分は背筋を凍えさせたのでありました。それは驚懼というよりも、想定 していた中で最も悪い展開になってしまったという、悔恨にも似た感情であります。 今にして思えば、提督殿がわざと加賀殿に見せ付けたのではないかとも考えられるのでありますが、今更真相を問えるわけも無く。 兎角当時の自分は、現代にタイムマシンの無い事をひたすら怨むばかりなのでありました。……死さえ覚悟していたのであります。何時 ぞやに、彼女に刺されて死ぬ空想をしていたものでありましたが、もうその事に羞恥や痛々しさを感じる余裕も無い。どうにか対策せね ばと思惟を廻らすのでありました。 まさか馬鹿正直に謝るわけにもまいりません。到底許されるはずがないのであります。その日は眠れず、そして結論を得られるわけ も無く、暁の紅を目にした時には半ば絶望的な心持でありました。 恐らく、同じ負の方向に傾いた感情を有していたために、行動も似てしまったのだと思います。朝、食堂に向かう前にトイレに赴く と、目を真っ赤に腫らした加賀殿と鉢合わせしてしまったのでありました。 お互いに目を見開き、そして沈黙したまま挨拶もできない。硬直した体躯の足元を、じっとりと時間が過ぎてゆくのでありました。 結局そのまま何も言葉を交わさなかった事が、自分の不貞を覗き見られたという何よりの証拠となりました。苦々しげな表情のまま、彼 女は自分の脇を通り抜けて行ったのであります。 上がった心拍が落ち着きを取り戻すことはありませんでした。自分の部屋の中にいる時でさえ、何か睨みつけられているような気に なるのでありました。膝を付き合わせた対話の機会でもあれば、この強迫観念はたちまち具体的な恐怖に取って代わっていたのでもあ りましょうが、実際にはこのトイレでの面会以後、しばらく顔さえ見ない日が続くのであります。進展があったのは、四日後。 あの足音は日の経つごとに荒々しく、また病的な不気味さを湛えてゆく。提督殿との逢瀬もなくなり、いやそもそも彼が廊下を歩く 音はあのマックスコーヒーのキス以来ぱたり聞こえなくなったのであります。 加賀殿も、或いは浮気を黙認しようとしたのやもしれません。表面上はいつもと変わりなく、ただ彼と自分とだけが察す事のできる 不調を抱えているわけなのでありました。 彼のためとなるならば自身の思いは封殺する。そういった献身について理解の無い自分ではありませんし、もし逆の立場であったな らば自分もそうしようとしたのでありましょう。ただ問題なのは、つまり自分が陸軍艦であり、またミッドウェーにおいて彼女の矜持 を著しく傷つけた、その元凶であったということであります。自分は毛頭その気はないのでありますが、彼女からすれば一時といえ旗 艦の座を奪い、挙句今度は彼を奪おうというのであります。忍耐なぞ、そう長く継続するわけはないのでありました。 毎夜ベッドの中にてビクビク身を震わせていた自分は、とうとうその音を耳朶にしてしまったのでありました。決して衝動的、感情 的なドタドタという音ではありません。ギッシ、ギッシ。厭にゆったりとした、それでいて何時もよりはっきりと響く幽鬼のような音 であります。一歩ずつ近づいてくるたび比例して背筋の痛くなってゆくほどの、冷たい覇気を放っている。 どうか通り過ぎてくれと心の中に唱え続けたのであります。甲斐あってか、その夜は対面せずに済んだのでありますが、自分の部屋 の前で一度ぴたりと足音の止んだ時などはもう生きた心地がしなかったのでありました。 彼女の過ぎ去ったおよそ三十分の後、再び足音が聞こえてくる。もうどんな響きであったかは言いますまい。提督殿は躊躇いの間を 充分に開けてから、戸をノックするのでありました。 その顔色は青白く、しかし表情は寧ろ軽いものでありました。もうこれ以上落ちることはないといった後ろ向きの安堵が、彼の憑き 物を落とした風なのであります。 「よく来れましたな」 自分は先ず開口一番にそう言ったのであります。皮肉でも嫌味でもなく、もっと純粋な感想でありました。提督殿は諦観の微笑をも ってして応え、無言の内に部屋に入る。もう、断りをいれないほどに慣れていたわけなのでありました。 いつも通り自分はベッドに腰掛け、彼は円卓の前に胡坐をかく。提督殿は卓の埃を手で払ってから、視線も寄こさずに口を開く。 「お前を抱いたと加賀に言ったよ」 一体自分は、その言葉をどのように受け取ればよかったのでありましょうか。喜べばよかったのか厭悪すればよかったのか。その時 の自分は、何か彼に憐憫の情を抱いたのでありました。先述の“後ろ向きの安堵”を得たいが為に、自分から自分の首を絞めにゆく。 しかもそういった行為に救いを幻視しているらしいことが、益々惨めに思えたのであります。 何故嘘をついたのかなどとは聞けません。不貞を犯したとて体を重ねてさえいなければ、その罪は軽くなるのでありましょうか。無論、 この問いの答えは否であります。妻帯者に恋慕を抱く時点で、それは同等の罪なのであります。ましてや幾重にも接吻を重ねた身、懺 悔さえ許されない立場にあることは自明と思われる。 故に自分は、ただ彼を励ますばかりなのでありました。 「滑車でありますな。提督殿は」 「滑車?」 「ずっとひたすら同じところをぐるぐるぐるぐる悩んでいるのであります。前に進むこともせず」 「うん」 彼は苦々しく、眉を顰める。 追い詰められた者が即物的快楽を求めるというのは、感情を持つ生き物の共通する悪癖なのでありましょう。自分は寝巻きの上着を はだけさせ、彼を手招くのでありました。 「嘘をつくのは、よくない事でありますな」 何とか羞恥を押さえ込み、気障ったらしく、誘惑の言葉を吐く事に成功したのであります。彼は諦観の微笑を持って、自分を褥に押し倒 すのでありました。 キスには慣れていたはずなのでありますが、天地の感覚の差異というのは中々に捉えづらいものでありまして、唇の端から唾液の零れ 出てゆく度、口惜しさに胸を焼かれるようでありました。意外だったのは、彼が白磁の陶器を取り扱うように自分を愛撫する事であり ます。初めてだったので、気を遣うのももっともではあったのです。しかし以前覗き見た彼と加賀殿との行為がまだ頭にはくっきりと 残っていたので、普通に優しくされるという事へ漠然とした疑問を抱いてしまうのであります。無論それについて不満を抱きはしませ んでした。安堵しましたし、嬉しくもあったのであります。 提督殿は体勢の窮屈さを意にも返さない手際の良さにて、するする服を脱がしてゆく。とうとう身に覆うものが無くなってしまうと、 差し迫った恥ずかしさに息も切なく、自分は目をぎゅっと閉じて逼迫した心緒の痛みをひたすら耐えるのみとなりました。 彼の接吻が鎖骨や首筋を撫ぜる度、自分の吐息の熱っぽさを自覚して、またそれが羞恥を掻き立てるのでありました。漏れ出そうと する恥ずかしい声を必死に肺腑へ押し戻していれば、提督殿は目ざとくその意図を察して意地悪をしてくるのであります。突然に腰へ 手を伸ばしたり、果ては同じ場所へ口付けてこようとするのでありますから、自分はもう堪えられない。 実況やら焦らしやらにて散々に嬲られ尽くされ、もう思惟も霞だち始めた頃合、ようやく提督殿は段階を押し進めたのでありました。 幾ら総身が悦楽に蕩けていたといえ痛みは烈々と差し迫り、刹那のうちに意識もはっきりとしたのであります。 自分が痛みに鈍感であったのならば、どんなにかよかった事でありましょうか。それはただ熱く自身を貫くそれが、耐えがたいほど に辛かったという訳なのではありません。ふわふわとした多幸感から急速に引き戻された思考の中、つい見てしまった彼の瞳。虚ろに 濁るそれが映していたものは、決して自分の泣き顔などでは無かったのであります。慣れ親しんだ加賀殿の、緩び媚びた表情を幻視し ているに違いありませんでした。 明確な根拠などはありません。ただ、克明に感じ取ったのであります。自分は慰めの道具として必要に思われているに過ぎず、提督 殿の想いは常に加賀殿と寄り添っていたのであります。重ねてきたキスも今の繋がりも、仮初の戯れ事。自分にとっては重要な事なの であったのだとしても、提督殿も同じ感慨を抱いているのかと言えばそんなことはない。 心の痛めば痛むほど、つまりそれが自分の浅ましさであります。抱くべきでない期待を勝手に抱き、叶うわけのない願いを夢想して、 それらが瓦解してゆく事に悲痛を覚えているのでありました。涙の滂沱とするその理由が彼に伝わらない悲哀というのは、しかし相応 しい罰なのでもありましょう。彼の精を迎え入れ、腹底の温かくなるのに比例して、虚しさも増大してゆく。キスをせがめば応えてく れるのではありましたが、果たしてそれは自分の望んでいたものとは少し形の違うもののようでありました。 4 朝、隣に眠る彼の顔を見、何かまた悲しくなって涙が目尻を滑り降りる。昂ぶりの冷めた寂寞が、下腹の痛みをより苛ませるような 感覚でありました。時計を見ればもう四時半をまわったところ。起床時刻は六時でありましたので、二度寝してしまうのも不安なので あります。まさか艦娘のがやがや群がる廊下を帰らせるわけにもいかないわけでありました。 身を起こし、彼の肩を揺すぶると規則的な寝息がぴたりと止む。倦怠な様子に瞼を持ち上げた提督殿は自分の姿に焦点を合わし、途 端むつかしい表情をとるのでありました。 「もう、帰った方がいいのであります」 ベッドから抜け出そうと身をよじるも、しかし彼の左腕が手首を掴みそのままかくんと引っ張ってくる。体勢を崩され、自分は堪ら ず彼の胸にしなだれます。髪を梳かれ頬を撫ぜられ、その心地よさに思わず瞼を閉じかけたのでありますが、ある思惟が頭をよぎった 為にされるがままである事へ反発したくなったのでありました。つまりこんな恋人同士にするような睦みなど、ただただ虚しいだけな のであります。 掛け布団を剥ぎ腕の範囲から離脱すれば、提督殿も渋々起き上がってくれるのでありました。暫時気だるい沈黙が流れ、不安と、そ の不安自体無価値なものであるという諦観の感とが胸の内に充溢してゆくのでありました。ゆったりとした絶望の心地が堪えきれないほ どに膨張して、 「これからどうしてゆけばいいのでありましょうか」 思わずそう泣き言を言ちると、彼は頭を撫でるだけ、依然黙したままであります。 最後に軽く触れ合うだけのキスをして、提督殿は立つのでありました。戸口にまで近づいた段にて、 「また、来てくれますか」 そう問うた自分は、その言の葉の言い終わる前より自己嫌悪に苛まれていたのであります。果たして薄弱な意思を抱えた首肯はそれ でも幾らか自分を励ましてくれました。来るべき対話の時へ、改めて覚悟を定めたのであります。 朝食の後、変に間のある自由時間。何をするでもなく部屋にてベッドに横たわると、彼の香りの残滓が鼻腔をくすぐるのでありまし た。静謐を取り戻した心は、幸福を享楽するのであります。長閑は自身の欲望を宥めてくれて、そしてその菩薩のような無欲の境地に おいては、慕情の根源。つまり献身の念が表にたつのでありました。 彼が求めてくれる限り、自分もまたそれに応じよう。いつか彼が自身の疾患を克服して、自分を必要としない時が来るように。未来の 為に、心の痛みを捧げよう。穏やかな心緒にそう思いを決めたのでありました。 どれほどか経ち、戸をノックする者がある。誰かは分かっております。恐怖も焦燥も無いのでありました。自分は彼女を部屋の中へと 招き、円卓を挟んで対面したのであります。 加賀殿は真っ赤に腫らした眼に自分を睨みつけると、怒りを隠そうともせず険しく口火を切りました。 「どういうつもりなのかしら」 「それは、提督殿に聞いて欲しいことでありますな」 挑発の言を間髪入れずに発すると、しかし加賀殿は下唇を噛んで堪えたようであります。溜息一つ、大仰に吐き切り、拳を握りこんで から一寸身を乗り出します。 「認めるのね」 「何を、でありますか」 「あなたは、提督を誑かした」 「……はて? なんのことか」 「もう全て彼から聞きました。今更、誤魔化そうとしないでもらえるかしら。……事実確認のためにここに来たのではないわ。これ 以上私の提督を貶めるなら、私はあなたに容赦しない。それを伝えにきただけ」 そういった物言いだから気まぐれも起こしたのでしょうにと、喉に出かかった言葉を飲み込んで、しかし自分は一向に収まりつかな くなってしまった。冷静ではいられないなと、自分の心緒を客観視した気分でありました。 躊躇したのではありますが、 「加賀殿は、勘違いしておられる」 この言葉を吃りぎみに言い放ってしまいますと、もう昏い熱情を押さえ込むことは不可能でありました。 「どういう意味かしら」 「自分が提督殿を誘惑したのではないのであります。彼が自分を欲して、そして自分は応えた。ただそれだけのこと」 これを耳朶にした加賀殿はまず吃驚したように目を見開いて、しばし黙しておられた。言葉の理解が追いつくにつれ、次第次第に殺 気を迸らせ始めたのであります。 端から負けにゆく恋慕でありました。故にこの局面においてだけは、たといどれだけ罵られようとも、たといどれだけ堕ちようとも、 引くわけにはいかなかったのであります。妾が正妻に意見するなどおこがましい事なのでありましょうが、しかし自分は加賀殿以上に 彼のことを見てきたのであります。 「せ、責任逃れしているように、聞こえるけれど」 怒りに震える唇が、彼女を訥弁とさせたようでありました。自分はそんな加賀殿を見据え、遂に言ってしまった。 「無論、罪はあります。提督殿にもありましょう。……しかし自分に言わせれば、責任逃れをしているのは加賀殿。あなたのように も見受けられる」 「な、何が……」 「そもそも彼の精神の変調に気が付けなかったあなたが悪いと言いたいのでありますよ。あの提督殿がただの気紛れで不貞を犯すと、 本気でお思いなのでありますか? 彼の抱えていたものを見ようともせず察そうともせず、自分だけがいい思いをして、挙句が“私の提 督を誑かすな”であるのだから、妻帯者というのは大変でありますな」 自分でも驚くほどに、性格の歪んだ声色でありました。 「それ以上口を開いたら、許さない」 冷え冷えとした加賀殿のすごみももう耳朶にはできず、自分はただ純粋な嘲笑の心地にて彼女を謗ったのであります。 「そうやって鈍感だから、彼の態度の変わったことにも気が付かないでいたわけでありますな。……提督殿が初めて自分に口付けて くれたのは、ミッドウェーの終わった直後なのでありますよ」 卓が吹き飛び、加賀殿が自分を押し倒す。首に掛かった手の圧力が、自分の意識を薄れさせてゆきました。許さない、許さないと叫 び連呼された言の葉は、今でも耳にはっきりとしているのであります。 物音を聞きつけた艦娘が部屋に入り、加賀殿を取り押さえ宥めたとのことであります。だから依然自分は生きているわけなのであり ますが、その場面は自分の記憶の中からは抜け落ちていて、恐らくもう意識の落ちていたということなのでありましょう。ただ刹那の 勝利に酔いしれながら生命を投げ渡していたわけなのでありますから、滑稽な事この上ないのであります。 未だに関係は続いているのであります。夜を越すたび、いつかの終端が迫ってきます。この頃は提督殿も精神の健康を取り戻しつつ あり、つまり自分が必要とされなくなる日も近いのでありましょう。……万事、これで良いのであります。一時の快楽が自分には過ぎ たる幸福で、それが永劫続くとなればとても堪えきれるものではない。正しい日常が戻るだけ。憂いを抱く必要は無いし、寂寞に思う ことも無い。 気が付けばもうあの因縁のプレハブも壊され果てて、自分と彼とを繋ぐ絆に何の証左も無いのでありました。
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501 :名無しさん@ピンキー:2013/09/21(土) 22 17 17.88 ID 5PxFhVs+ 不知火「司令、ゴミ箱を妊娠させるおつもりですか?」 司令「それよりも不知火を妊娠させたいな」 不知火「ご命令ならば」 近代化改修中 不知火「妊娠しました」 司令「ああ…俺と不知火の愛の結晶が」 天龍「……どういう身体の構造してんだ、不知火は?」 518 :名無しさん@ピンキー:2013/09/23(月) 21 03 58.03 ID Gik3WI7D ショタ提督「あ、あ、愛宕お姉さっ!ぼ、僕のおちんちんた、食べちゃダメ」 愛宕「提督のおちんちんとっても美味しい」 シ「お、おっぱい…おっぱい飲みたい」 愛「もう、甘えんぼさんね。はい、どうぞ…召し上がれ♪」 愛宕さんはこれくらいしか思いつかん。
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386 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 02 32 08 ID dRGPAu3I 可変式家具 枕二つのベッド ケッコンカッコカリをした艦娘を旗艦にしクリックすると暗転の後… 387 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 10 00 53 ID Z2Xa6GrI 五番目の建造ドックが開いて 388 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 10 30 01 ID IxAaNb3o*開発中*残り時間6719 59 48 389 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 12 36 36 ID Z2Xa6GrI そして那珂ちゃんダヨー 390 :名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 15 02 21 ID AI4.a3bs ケッコンカッコカリ後に共同建造システムとかあれば面白いのにな。 出来る海自艦娘 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/